呼吸することの意味!体のすべてを整える奇跡

空気と水は何処にでもあり普段意識することはほとんどありません。

しかしそれが無ければ生きていくことはできません。

人は五分間空気を吸わないと失神してその後死亡します。

水は三日間飲まないと脱水症状を起こし生きていくことは出来ないと言います。

そんな当たり前の呼吸に人が生きていくための重要な鍵が隠されています。

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焚火はなぜ燃えるか

キャンプなどで当たり前のように焚火をしていますが空気(酸素)が無ければ燃やすことはできません。

またうちわなどで風を送ってやらないと、くすぶるだけで完全燃焼はしないのです。

完全燃焼しないと燃えかすが残ってしまい、木として不完全な状態が残ってしまいます。

焚火の火が燃えるためには、循環する新鮮な空気がかかせないということです。

人間も同じこと

人はもちろん酸素が無ければ5分として生きていることはできません。

そんな大事な呼吸を意識したことはありますか。

現代人のほとんどはまともな呼吸をしていないという研究結果があります。

 

昔の人は武道などにより自然と腹式呼吸をしていました。

日常生活でも正座をしていたため、武道をしない女性や子供も自然と腹式呼吸をして十分酸素を体に取り入れられたといいます。

しかし現代人は椅子に腰かけるようになり姿勢が猫背になるために、浅い胸式呼吸になり十分な酸素を取り入れることができなくなりました。

腹式呼吸の重要性

呼吸には腹式呼吸と胸式呼吸の二種類の呼吸の仕方があります。

人は緊張したり物事に息詰まったりしたとき必ず浅い胸式呼吸になっています。

肩を上下させて浅く激しく揺らす呼吸になるのです。

テレビドラマなどで役者が緊迫の演技をする時、肩を激しく上下させて上手く表現しているので注意して見てください。

 


それとは逆に物事に熱中したりリラックスして楽しんでいる時はゆっくりとした腹式呼吸になっています。

お腹をゆっくりへこましたり膨らましたりして深い呼吸になっているのです。

赤ちゃんを注意深く見ていたら分かりますが、座っている時は背筋を伸ばして腹をへこましたり膨らませてゆっくり呼吸しています。

この腹式呼吸が酸素を取り込むのに一番効率的だということを本能的に分かっているのです。

腹式呼吸は胸式呼吸に較べて三倍酸素量を体に取り込めるからです。

 

ヨガとか気功、又は坐禅などで腹式呼吸をすることが一番の基本になるのはこのためなのです。

酸素を効率よく取込む方法

先ほどの焚火と同じく、酸素を効率よく体内に取り込むことにより老廃物が完全燃焼され、栄養素なども効率よく取り入れられるのです。

焚火でも完全燃焼すると灰しか残りませんが、肉体でも老廃物や脂肪として残らずに便や尿となって不必要なものは排泄されるのです。

しかし体に十分な酸素が不足してくると、栄養が不完全燃焼してしまい活性酸素がたまり体の老化も早まってしまうのです。

 

現代はテレビなどのマスコミで食べ物の栄養の事ばかり取り上げていますが、いくら体に良いものを食べても良い呼吸ができていないと多くの栄養素が無駄に排泄されるだけなのです。

またマスコミで呼吸の重要性を言うことはまずありません。

それは空気はタダなので呼吸の重要性を放送してもスポンサーは儲からないからなのです。

健康番組のスポンサーは薬品メーカーやサプリメントの会社がほとんどなのです。そのカラクリが分からなければ情報に翻弄されるだけです。

呼吸を見直す時

赤ちゃんの時は教えなくとも誰しも最高の腹式呼吸をしています。

ところが成長と共に肩で息をする胸式呼吸に変わっていくのです。

これは現代の生活様式が腹式呼吸をするためには適さないようになっていることも原因の一つです。

 

今は誰しもスマホなどで皆下を向いた生活になっています。

又パソコンを使っている時もほとんどの人は背筋を丸めた姿勢になっているのです。

下を向いた猫背の姿勢では腹式呼吸はできません。

必ず浅い胸式呼吸になっているのです。

 

忙しない浅い呼吸は人の性格まで変えていきます。

何事にも怒りっぽくなり長続きしない人が多くなるのです。

最近よく見かけるのはクレーマーです。

ちょっとした店員の言葉遣いや態度に腹を立てて怒鳴り散らかしている人をよく見かけます。

企業の電話などでも8割はクレーマーに対する対応に追われているといいます。

 

こんな世知辛い世の中です。

皆さんも呼吸の意味をよく理解して、そして呼吸の仕方を変えてリラックスした人生を楽しんでみませんか。
呼吸の重要性は下記も参考にしてください。

www.kagayakujinsei.com

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