※この伊藤貫氏の動画は、非常に重要な事を語っています。

これを学ぶ事で、如何にアメリカ外交が巨悪であるかが分かります。

是非是非ご覧ください!!

【真剣な雑談】第17回「アメリカ外交の巨悪と中東の絶望!!!」[桜R6/3/30]

 

※お時間が無い方は、切り抜きをご覧ください。

 

 

 

※重要な動画と思ったので、要点まとめてみました。ご参考までに下差し

【真剣な雑談】第17回「アメリカ外交の巨悪と中東の絶望!!」の動画の要点

日本のマスコミは、ロシア、ウクライナ戦争について正しく報道しません。実際には、ロシアではなく、ウクライナが戦争に負けています。ウクライナ兵は、2年間で50万人が死亡もしくは負傷兵となり、一方ロシア兵は、44万人も志願して来て、30万人採用し200万人予備役兵がいるため、徴兵必要ありません。ロシアは余裕があります。ロシアが圧倒的に有利になっていて、NATOも戦える状態ではありません。

そうするとアメリカは、中東を支配できなくなり、ヨーロッパ支配に失敗し、2022年の秋ごろから北朝鮮と中国がものすごい勢いで、戦術核兵器を増産しだした為にアメリカ、NATOの通常戦力は、ウクライナに出て来れないのです。アメリカが1958年からソ連の通常戦力と闘わざるを得なくなったら、アメリカは先に戦術核兵器を使用すると言い出して、ずっとその戦略をアメリカは維持して来ました。プーチンは、それと同じ事を言い出したわけです。そうすると、中国と北朝鮮が数100発もの戦術核兵器を増産すれば、アメリカは攻撃できないと学んだわけです。戦術核兵器は水爆弾頭を作るよりも簡単に出来るため、今から4、5年経って、北朝鮮が数100発、中国が数1000発以上戦術核兵器を持つようになれば、アメリカは攻められません。

アメリカは1947年から、ヨーロッパと中東と東アジアの三か所を同時に支配するというのを国家のグランドストラテジー大戦略の最も重要な条件として来たが、この条件が中東とヨーロッパではすでに崩れているし、今から3つ目の東アジアも支配できなくなる。アメリカによる世界支配システムがボロボロと崩れて行く。
中東は、現在のパレスチナの問題で身動きが取れない状態に追い込まれたのではなくて、1948年からずっと酷い事をやっているのです。

1948年にトルーマン大統領が、イスラエルを認めて独立国にしました。トルーマン大統領の時に補佐官を務めていた国務長官と国防長官とCIA長官は3人揃って「それはやめてくれ。それはパレスチナ人の土地だからそれをパレスチナ人の了解も無く、今日からユダヤ人の土地だと乱暴なことをしたら、今後必ず問題が起きるからやめてほしい。」と言った。国務省とペンタゴンとCIAが猛反対したのにトルーマンは、ユダヤ人が嫌いだったけれど、ユダヤ人のお金がないと大統領選挙を戦えないという単純な理由だけで、パレスチナ人の土地の半分以上、実際には76か77%をユダヤ人に渡してしまうということをやったのです。
1953年にアメリカは当時のイランがモサデク大統領という非常に教育レベルが高くて家柄も良くてまともな人が民主的な選挙によって指導者に選ばれたけれどもCIAは現地イランのテヘランに乗り込んで、クーデターを起こさせてイランを民主体制から独裁国に変えてしまった。これはアメリカのCIAがやったのです。アメリカのCIAとFBIが何の由緒も無いパーレビ王朝を立てて、パーレビ独裁政権に協力して、イランの民主主義と自由主義の活動家を何万人も逮捕して、6000人か 7000人かを殺してしまって、6万人か7万人はものすごい拷問にかけて、とにかく民主主義活動家と自由主義活動家をほとんど壊滅させてしまった。その結果残されたのがイスラム教のシーア派のお坊さんたちです。さすがにCIAとFBIもイスラム教の坊さんたちは逮捕できなかった為に、この坊さんたちが1979年にイスラム教革命というのをやってパーレビ王朝を倒したわけです。けれども要するに今のイランがこういう状態になってしまったのも全て1953年にCIAと国務省がイランでクーデターをやるという全く不必要なことをやったせいでこうなったわけです。

1979年にパーレビ王朝が倒れると、アメリカはイラクを応援してイラクとイランの戦争をさせて、1980年から88年までの戦争の最中にイラクは大量の毒ガスマスタード弾とサリン弾、サリンの毒を付けたミサイルをイラン軍に打ち込んだのです。この科学兵器、毒ガス兵器をイラクで製造していたのがアメリカとイギリスの軍事産業です。だから要するにイラクがイランに侵略戦争を仕掛けたら国際法違反の毒ガスミサイル、毒ガス弾を付けたミサイルをイラク国内で製造して、それをガンガンガンガンイラン軍にぶち込ませた。これはペンタゴンとCIAがやったのです。イラン人が大量に殺され、クルド人も殺されました。
2003年には、アメリカがイラク侵略戦争をやって、サダムフセインを裁判にかけた時アメリカがサダムフセインを縛り首にし、死刑にする口実として彼らがあげたのがあのイランイラク戦争中にイラク軍がイラン軍とクルド人に大量のあの毒ガス弾を打ち込んで殺害したという、これがアメリカの起訴内容だったのです。アメリカが大量虐殺をしているのに、そのことをフセインのせいにして死刑にした。
1982年イスラエルによるレバノン侵略戦争に対してレーガン大統領と当時連邦上院の外交委員会の重要議員だったバイデンは全く正反対の反応を示しました。レーガン大統領はお人好しで、大統領になって2年目だから自分がどのくらいの能力があるかというのがまだわかっていなかった。ホワイトハウスの3階のベッドルームでテレビを見てたら、イスラエル軍が ベイルートを包囲して、ベイルートに住んでいる非武装のレバノン人とそこに逃げ込んでいるパレスチナ人に人間を大量に殺すために作られたクラスター爆弾を空から猛烈に打ち込みました。レーガンは、それをホワイトハウスのテレビで見ていて怒り出し、自分の秘書のマイクディーバーという男に向かって顔を真っ赤にして「イスラエルはなんでこんなひどいことするんだ」と言ったら、
ディーバーがレーガン大統領に「あなた大統領でしょ。自由世界のリーダーでしょ。民間人の大量虐殺は、あなたがやめろと言えば止まりますよ。」と言ったら、レーガンが驚いて、「俺にそんな能力あるのか」と言って、イスラエルのベギン首相に電話して、ベギンに「即座にあのベイルートで民間人を無差別虐殺するのをやめろ」と言った。それで、無差別虐殺が一時的に止まりました。当時連邦上院の外交委員会の重要議員だったバイデンはレーガンとは全く 180°逆の反応をしました。あのベイルート攻撃をどう思うかということを話し合ったところ、多くの議員が「非武装の民間人に対してクラスター爆弾を使うのやめてほしい。あれはあまりにも残酷だ。我々はアメリカが提供 したクラスター弾がああいうことに使われるのはちょっと賛成できないんだ」と言ったら、バッとあのバイデンが立ち上がって、ものすごく大きな声で「イスラエルのやってることは正しい。私は100%賛成だしもっと本当のこと言うとまだやりたりないぐらいだ。もっともっと攻撃しろ。必要ならばもっともっと女と子供を殺しても構わない。」とバイデンは言いました。
また、クリントン政権の8年間で国連のレポートによると150万人のイラクの民間人が経済制裁と医療品制裁によって死亡したそうです。150万人死んだうちの8万人は15歳以下の子供で、そのうちの 62万人が5歳以下の子供だったそうです。
第64代アメリカ合衆国初の女性国務長官であるマデレーン・コルベル・オルブライトは、1996年、TV番組の60 Minutesに出演して、レスリー・ストールから対イラク経済制裁について"これまでに50万人の子どもが死んだと聞いている、ヒロシマより多いと言われる。犠牲を払う価値がある行為なのか?"と問われた際「大変難しい選択だと私は思いますが、でも、その代償、思うに、それだけの値打ちはあるのです」("I think that is a very hard choice, but the price, we think, the price is worth it. ")と答えた。「イラクという国を弱体化することがアメリカの人権外交だから価値があるわよ。たかが50万人」と言ったのです。とにかく、イラクを弱体させるためなら、80何万人の子供が死のうが150万人の民間人が死のうが構わない。それがアメリカの人権外交だ。アメリカの人権外交は素晴らしいだろうと、それが クリントン政権の態度だったのです。

 

イラクは50万人の子供が死ぬ代償を払う価値がある マデレーンオルブライト

1990年から現在にかけてアメリカはイラクの民間人を少なく見て250万から300万殺してるわけです。これだけのことをやっておきながら誰もブッシュ大統領、チェイニー副大統領、コンドリーザ・ライス国務長官、ラムズフェルド国防長官そういう人たちの責任を追及しないのです。明らかにブッシュ政権でやったことは国際法違反の戦争犯罪ですが、アメリカ国内からはアメリカの政治家が嘘をついてこんな大戦争をやったのにその責任を問え、きちんと説明しろとそういう声が全く出て来ません。それはなぜかと言うと、ある特殊勢力が、民主党と共和党の政治資金ネットワークを支配し、アメリカのマスコミとシンクタンクも支配し、アメリカの大手の金融業も支配し、その特殊勢力がネオコンというグループを使ってイラク侵略戦争をやらせたからです。みんなその特殊勢力が怖いから、その特殊勢力と喧嘩しても負けるに決まってるから、だからああいう全く根拠もないしかも非常に残酷な侵略戦争をやってもそれを実行した人たち、そしてその実行を消しかけたネオコンと呼ばれる人たちは非難されないのです。
オバマ政権は、2011年に「リビアのカダフィが自国の民間人を大量殺殺害しようとする計画を立てている。我々はカダフィがそのような非常に忌まわしい危険な計画を立てているという情報を握っている。だから我々はカダフィがその民間人の大量殺害を実行する前にカダフィを攻撃しなければいけない」と言ってリビアを攻撃してカダフィを殺しました。その後リビアは3つに分かれて国内の内戦のおかげで80万人のリビア人が死亡しました。2011年にオバマは「シリアのアサドが毒ガス兵器によって自国の反対派を殺そうとしている。我々はそれに対して対抗する必要がある」という情報をばら撒き、オバマ政権はこの過激派テロ集団に大量の武器と資金を流し込んで、テロ集団とアサド政権を戦争させてシリアを内戦状態にして、内戦で70万人死にました。2011年にオバマ政権はシリアとリビアを破壊して意図的に内戦状態を作り出して、そのせいでその時から現在まで内戦で150万人が死亡しています。

結局、最近40年間のアメリカの中東政策によって死ななくてもいい人が少なく計算して450万人か470万人、多く計算すると520万から530万人死亡しているのです。
ペンタゴンは、「日本はアメリカの核の傘によって守られてるから大丈夫。我々が必ず日本を守るために北朝鮮中国ロシアと核戦争してあげます」と言いますが、100%嘘です。残念ながら日本の外務省防衛省自衛隊幹部はアメリカが中東に対してものすごく残酷なことやっても「それはおかしい」と、反論しません。「日本は アメリカの核の傘によって守られてるから大丈夫とだから日本人だけには核を持たせない」と言われても黙って何も反論しないのです。

 

いやあ、アメリカの背後にある特殊勢力は、世界を正義で守るふりをして、とんでもない巨悪な事を繰り返しています。イスラエルも巨悪です。

ガザで何百万人の子供が死のうが彼らは何にも感じない。良心の欠片も無いという事がわかりますね。

ほんとうに悪辣です。

伊藤貫氏がこのことを暴露したからと言って、彼には何の得も無いと思います。

あるのは命の危険だけでは無いでしょうかはてなマーク

それでもこうやって暴露されるのは、彼の正義感から来るものだと思います。

 

日本は、現在、こんなとんでもないバイデン政権に首根っこを押さえられた岸田文雄が、日本の総理大臣ですから、もう何とも悔しいかぎりです。

 

日本国民が目を覚まし、この世界の巨悪に立ち向かうしか無いです。

 

 

 

 

 

 

 

悪の勢力に負けない日本になるためには

1人1人が真実の歴史を知って日本精神に

目覚めることです。

ぜひ助け合い主義をご研究ください。

https://tasuke-i.jp/