【前を向いて】東京金内部要因 | 浪風谷本

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いつも当ブログをご愛読いただき、本当にありがとうございます。

毎晩20時頃更新予定の内部要因ですが、本日時間通りに更新する自信がありません

ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。

 

本日の東京金は78円高、5,670円にて終了、連日の上場来高値更新です。

連休明けとなった昨晩のNY金市場は17ドル上昇、出来高は44万枚を越えています。

こうなってしまった要因の一つが、先月末今月初高値を越えたことによるストップロス。

 

東京タイムでは1,590ドル近辺で抑えられていましたが、連休明けNY市場で突破してしまいました。

先月末から今月初めにかけては、新型ウィルス懸念が台頭したり、限月移動で玉が落ちたりといろいろありましたので、この高値を抜けたことにはそれなりに意味があったようです。

新型ウィルス懸念については今のところ収束する気配はなく、さらなる上値も警戒されます。

 

一方で、昨日の東京一般投資家手口にも変化の兆しが見られます。

 

東京金カテゴリ別取組高表(一部抜粋)

 

投資家

取次者経由

合計

 

2月14日

41,730

40,909

7,148

6,832

79,233

79,233

2月17日

41,493

40,556

7,148

7,181

78,862

78,862

2月18日

40,716

42,915

7,113

7,485

80,777

80,777

 

東京金相場表(先限)

 

始値

高値

安値

終値

前日比

2月14日

5,550

5,563

5,541

5,553

-1

2月17日

5,553

5,584

5,552

5,581

+28

2月18日

5,582

5,595

5,571

5,592

+11

 

28円上昇した17日に、まず取次者経由が買い越しとなりました(316枚売り越し→33枚買い越し)。

そしてNYがプレジデンツ・デーによりおやすみのなか、東京金は11円高にて終了。

投資家カテゴリは2,198枚買い越し、取次者経由を含めると2,571枚買い越しになりました。

令和2年になってからの東京金一般ポジションは、次のようになっています。

 

左軸:東京金(円)    右軸:一般投資家買い越し(枚)(上下逆注意)

 

左軸:東京金(円)    右軸:一般投資家買い越し比率(%)(上下逆注意)

 

基本的に一般投資家ポジションは逆張り、上がれば売り、下がれば買いです。

令和2年になり東京一般が順張りになったのはこれまで2回、1月7日と昨日です。

昨日に関しては上抜けによる積極的買い方による買いである一方、売り玉も減ったことから、ある程度の踏みも出たようです。

一昨日更新記事にて先限の買いの多さを指摘しましたが、昨日終了時点での12月限取組は46,284枚で、占有率は57.30%になっています。

さすがに本日は減っているでしょうが、引き続き今晩の内部要因にも注目してください。

 

と、本日大きく上昇しているにも関わらず、こんな記事を更新してしまいました。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

お読みいただき、本当にありがとうございます。

清き1票をよろしくお願いいたします。

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員