イタリア人生徒とNetflix談義

皆様、Netflixは見てますかー？私がこのサービスの名前を初めて聞いたのは、2015年くらいだったと思うのですが、その時は周りで誰もそんな話をしていなかったので「ナニソレ？」という感じだったですね・・でも今やみんなが集まった時の話題の一つのジャンルになってる感ありで、急成長ぶりに時代の速さを感じます。


ご多分にもれず我が家もテレビを見ている時の8割は普通のチャンネルではなくNetflixのような動画サービスを使っていますが、これらのいいところって、国境を超えて同じシリーズが気軽に見られることですよね！こんなところでもやっぱりボーダレス。ワンネスな時代です。

で、火曜日の日本語クラスではよく日本もののNetflixドラマについて、アレがいいとかコレは面白いとかの話題になるんですが、今日おすすめされたのは、Queer eyeという番組。

この番組で日本が舞台になった回が4回あるらしく、その中では例えば日本の親子関係の問題をゲイの5人組が癒していく・・？みたいなことがあって、そこで見えた日本の精神的な抑圧について、生徒の一人はかなりびっくりしていました。

「本当に日本ではカップルや親子間で愛の言葉を言わないの？」

のような、よくステレオタイプのこととして知られている事実が本当だったんだ！ということに新ためて発見があったようです。


その他にも超話題作、「夫のxxxが入らない」についても話しました。私もそうだったんですが、あと二人の生徒はこの作品を「なんかイライラして1話以降見られない」と言っていたり、「はじめはコメディーかと思ったら大真面目な問題としてすごくシリアスに描かれていて、びっくりした」という反応もあり。


日本の人間関係について、かなり「信じられない世界」と思う人が多いようです。



でもこういう特異性が世の中に発信できるのも、今の時代だからこそ。そして私たちはこんな世界で、こんな問題を抱えて生きているのだと語りかけることで自分たちのアピール（良い悪いは別として）にもなっているのだと思います。


私は個人的には、日本発の大ヒットとなった「全裸監督」が大好きで、そこらじゅうでお勧めしてますが・・


今の時代、日本語教室にもこんな話題があって、外地にいても日本を身近に感じることができるって素晴らしいと思いました。