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は、と気がつけば前回のセビリア日記から既に1週間弱が経過してしまいました・・もう今の気分は別なところへ行ってるのですが、回想記事としてセビリア旅行、観光編です。
今回のセビリア旅行では、なんと観光バスに乗ってみた。あの、二階建ての赤いバス、フィレンツェでもよく目にするアレである。
料金は24時間で21ユーロ、48時間で29ユーロ、乗り降り自由で各国語で聴けるイヤホンガイドがついている。これだけだとちょっと高いな・・という印象だが、48時間チケットでは市内各地で行われているウォーキングツアー(ガイドさんが徒歩見学をしながら説明してくれる)も利用できるので購入してみた。
これはそのウォーキングツアーで行った、スペイン広場の写真。セビリアは1920年代にヨーロッパの先鋭的な国際都市として著しく発展し、国際万博も行われた。その時に15年かけて作られたのがこの建造物。建物の周囲にはスペインの州を一つ一つ物語るタイル張りのベンチがある。
こんな知識を可愛らしいガイドさんの可愛らしいスペイン語と英語のお話を聞きながら各言語でわかる内容をつなぎ合わせて理解する。
お母さんガモを追いかける小ガモのようにガイドさんにくっついて歩く私とひたすら写真撮影に専念する彼でチームワークはバッチリだ。(後で私がイタリア語でガイドさんが言っていたことを説明した)
この観光バスだが、今までいろいろな都市で目にしてきたが乗りたいと思ったことはなかった。料金が高いというのもあるが、なんかあまりにも観光客然としていて嫌だった、というのもある。
でも、結局2、3日の滞在では効率の良い観光の仕方かもしれない。バスは街を1周するので、一回説明を聞きながら周ったら後は単に移動手段として乗ってもいいし、何よりこのウォーキングツアーが良かった。
セビリアはこぢんまりとした旧市街をただ歩き、街並みや建築をうっとりと眺めているだけでも十分に楽しめるのだがやっぱり説明を聞くというのは印象に残る。
そんなこんなで観光に満足し、ちょっと疲れたね、とホテルで休むことにした、1月4日の午後6時。
私は帰りの飛行機(1月5日21時発)のオンラインチェックインをしようとスマホを片手にベッドの上で鼻歌まじりに寝転がった。
ところが・・・
スマホの画面には
「あなたの航空券はあと61日後からオンラインチェックイン可能です」
という表示が・・・
何度見ても間違いない。
私は、帰りの便をなんと5月5日発で買ってしまっていたのだった・・・
OMG!!!!
それからの2時間、どうやって予定通りにフィレンツェに帰るかをパニクった頭で考えた私。どれだけパニクっていたかはご想像にお任せするが、なんとこの時のストレスで体調を崩してしまった・・・
そう、今回の旅行の爆弾はこれ。結局帰れたものの、二人で600ユーロ程度の手痛い出費を伴った。
それにしても、航空券を予約してから2ヶ月くらいのあいだに何回か日程を確認したはずなのに、全く気がつかなったというのもいまだに信じられない・・が、まあ、無事帰ってこられたし、日程も大きく崩すことなく旅行を終えられたので良かったとする。
あーあ、600ユーロでダイソンの掃除機欲しかったな、と思ってはいけない。
またお仕事がんばろう。