「イタリアを助けよう」特別法令

今回のウィルス騒動でガタガタになったイタリア経済を救済すべく、色々な救済措置が取られることになっているが、私のようなフリーランスにも一律600ユーロが支払われるようだ。




写真は、全国社会保障保険公社のサイトから引用。



外出禁止で経済活動が制限されておりごく一部の業種以外には全ての人々がマイナスの影響を受けていると言えるので、この措置は”ベーシックインカム”に近いと思っている。


フリーランスに一律支払うというお金、一応これは3月分だがこの先も延長の可能性もある。これが数ヶ月に及ぶなら、短期的ではあるが国から生活費を支給されていることになる。


経済が回らなくなるのはドミノの駒が止まってしまうことなので、どうにかしてもう一度”最初の動き”を出せば立ち直るんじゃいかと思うが、それにしても移動の制限のあるうちは実質上働けない職種もある。エステ、マッサージ、美容院などは絶対に遠隔ではできないし、またそもそもテレワークの対局として必要なサービスだ。


その点スマートワークが可能な仕事の代表が教育分野かもしれない。実際にイタリアの学校ではオンラインレッスンが行われていて、私のティーンエイジャーの生徒たちはなかなそれで忙しいらしい。


私は日本語教師として、もともと緩くイメージしていたオンラインレッスンの拡大を進める時期にきたなと思っている。


それにしても、何が必要ってやっぱり美容院とエステ（涙）。1ヶ月半前に髪型を変えたのでこの業界の封鎖が長引くとマジで辛いなあ・・・・


軟禁生活、あと何日続くやら。