おはようございます、南塚納慧です。


今年出演していたら、68年連続出演でした。


ずっと諸先輩先生が、無理して借金してでも連続出演にこだわって…

(私にバトンタッチしても、一昨年は複数の社長さんたち、昨年は家族通じてお願いしてとある会社さんから支援頂いてやっとの出演)


65年表彰の時は、ホームから外出してもらって、舞台袖まで車椅子で、須美子先生に舞台に立ってもらって。

(必死過ぎて私はやっちゃいけない衣装でポロリを本番でやらかし、須美子先生と当時のホール支配人さんとお話していてポロリしてるのに気づいた…懐かしい思い出笑い泣き


今年は…と考えた時、

参加費をどうするかという問題とともに、

コロナによる小学校休校で明らかに体力が落ち精神的にも不安が強くなっている子達を見て、これではとてもまとめていくのは難しい、

出ると決めて練習していて中止となった場合に与えるショックが大きい(夏の発表会中止でさえ士気がかなり下がったのに年末のフェスともなれば尚更…)、

そして立て直しのためにこれまで以上に動き回っている私が、作品作りに集中できるのか??

そんな諸々から、こちらから不参加のご連絡をしたところでした。


今年は中止とのご連絡。

ホッとしたような、非常に残念なような。

初回から関わってきた江口はどんな気持ちでいるだろう?

フェスの建て替え工事の時も、場所を変えたりしてでも続けていたのに。


でも、出演者を30人とする話も出ていたみたいで。

希望者は全員出られるようにと考えている私にとって、この条件ではどのみち難しかっただろうと思います。

しかも、30人で、例年通り無理なチケットノルマはない形で、となると、きっと私もまた費用捻出に頭を抱えたことでしょう。。



来年は…

来年が68回になるんでしょうか。

事業自体が、チャリティ事業自体が厳しいことも知っているからこそ、来年というのがとても遠く感じます。


そして、家族や近しい人たちから、なぜ私がそんなにフェスの舞台に立つことにこだわるのかと言われることも、苦しい気持ちです。

フェスと大阪モダン・江口モダンは二人三脚でしたから。

建築途中の初代フェスを見て、「ここで公演をしよう」と言った江口。

欠かさず単独公演と合同公演始まってからはそちらも参加して。

だから私は研究生時代、年に2回、フェスの舞台に立っていたんですね。

合同公演は単独公演の作品の一部を踊る程度で、チャリティに参加することが大切、という感じでした。
(子ども科はこれを発表会代わりにしていたようでしたが)

その昔はおまけ扱いだった合同公演に出ることさえ厳しいというのが、突きつけられる現実で。。



コロナ廃業をしようとした時に、保護者から、「こんなに生徒数が増えたのにどうして厳しいんですか??」と聞かれました。

生徒数が増えたことに比例して、アシスタントを入れたりする必要が出、衣装代やら稽古場を別に借りたりやら、本当に、昨年は参加費丸々分超えての金額をご支援頂いて、出れたんですね。

それはそのまま、負債です。

しかも累積なので、やっと一昨年の分はなくなったくらいでしょうか。


まあそれで、今後のために後援会を作ったわけなんですけども。

二三年貯めて一回分とかかもしれません。

でも貯め込んでも…ですしね。



今日は特に、人をたくさん入れたのに結局休む間も仕事を振る間もなく、これまでと変わらないか、なんだったら個別対応も多く発生していたので、結構重い日でした。

朝から珍しく、朝食はもちろん昼食も間食すら取れず、普段なら低血糖でしんどくなるのに、それすら後でダメージが来たくらい、必死で。

家族から、23時には帰宅するべきと言われていたところだったから、いろんなもの途中にして帰宅しようとしたところでの、朝日さんからの封書。


短い文章だけど、何度も何度も読み返しました。

「来年は…」

来年、来年。

その前に、今。

何も待ってはくれないから、子どもたちのことで費やす時間を先に延ばすことや省略することなんてできません。

年代上がってきて、難しい時期に突入するのが年に1人2人だったのが、複数人でやってきます。

難しい人たちには退場頂いたら、という意見ももらいます。

でも、それをするなら、続けている意味がないと思う。


こんなに心身辛い…となってた中でも、全クラス終えた後更に、若い子が教室外での無理な稽古で歪みきった骨格とカチカチになりきった筋肉を、必死に矯正しました。

整体道具、処分してなくてよかった。

私が関わった子で、例え短期の付き合いかもしれなくても、見過ごせないことを見過ごしてはいけない。


長い付き合いでも、ちょっとした摩擦もある。

5年以上の付き合いになる中学生たちが2人して泣いたことも、今日までの環境に私がもっとやってあげられることはなかったのかな、という気持ちになりました。



とりあえず…

今日のこと踏まえて、明日、そして来年、来年以降を考えるしかありません。


「先生のブログ(の文章)長いから読めないわ!」と言いながら読んでくださっている大人の生徒さんたちから、つい先日も、無理し過ぎと注意されたところなんですけどね。

今日“は”ちょっと、無理し過ぎましたので、反省。

ショックというか喪失感?寂しい気持ち?物悲しい感じ?…うまく表現できないのですけど。


だから「中止」もどう捉えたらよいやら、という感じかな。


こんな時だからこそチャリティ、と仰ったどこかの団体の先生のコメントも心に残る。


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