おはようございます、南塚納慧です。


つづきです。



彼女のことからいったん離れて、少し「制作部」について触れたいと思います。

コロナ廃業を幸か不幸か免れてしまったために、このままではまた苦しむことになるのは必至の状態を打破する策として、映像制作に取り組むことを決めました。


舞踊に・舞台に携わるものにとって、お客様の目の前で踊ることが難しい状況というのは、経済問題とまた別の、ダンサー・舞台人生命に関わる状況です。

無観客で動画配信するところも増えましたが、それは一時凌ぎでしかないことを舞台人は感じています。

けれど、創作活動・作品披露というものはやっていかなければいけません。

それが経済問題にもダンサー・舞台人生命にも繋がるからです。

ならば、舞台を映像にするのではなく、「映像としての作品を作る」ことに取り組むべきなのではないかという結論となりました。

そのためには、ダンサー・舞台人を、舞台ビデオとは別でアート・実用として撮れるカメラマン・制作者が必要となります。

自撮りの方法もあるでしょうが、やはりそれでは舞台ビデオと変わりがないように私には感じたのです。


だから、制作部を作ることにしたのです。

制作部と言っても、スタッフの中に「実は映像の仕事をしたかった」という子がいただけ。

それでもやろうと言い出すのが私ですもぐもぐ

その「実は映像の仕事をしたかった子」がなぜしたかったけどできなかったのか、もなんとなく予想がついていましたので。

それを「できなかった」から「できる」に変えてあげるにも、実践・実績を積むしかないとわかっていたから、あえて声をかけました。

(あわよくば「実は結構できた」らラッキーだなと。。)


しかしそれはなかなか難しいものでした。

仕事の取り方や進め方、なんだったらシステムの使い方からのスタートとなり。

私がそれを伝える・教えるほどの時間的余裕はなく。

監督しきれないから致し方なかったのだけれど、この調子では仕事として売り上げを上げていけるには何年という単位になってしまうかもしれない…と、しばらくして困ってしまいました。

そこまではとても待てないので、結局外部委託するしかないのかな…と思うようになり。。


それが伝わったのか何なのか、ある日ひょっこりもうひとりカメラの子を連れてきました。

その子は、手際がよいとは決して言えないけど、丁寧さと年齢に見合わない落ち着きがあり、何より初対面でフル装備で来たことに好感を持ちました。


そんなわけで、二人組のカメラマンという形になりました。



そんなこんなで一応、役者が揃ったところで。

創作活動・作品披露をする“場”(webサイト)はまだ出来上がっていなかったけれど、場ができたらすぐアップロードできるようにしていきたいと思い、その試作として、「マタニティバレエ」の映像化を考えました。


つづきます。


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