前回は宮口先生のコグトレについて

 

お話をしました。

 

 

今回は岡本茂樹先生が書かれた

 

『反省させると犯罪者になります』という本が

 

最近話題になっていることについてお話ししたいと思います!

 

 

私も早速手に取って読んでみました!

 

非常に納得させる文章で

 

教育関係者や学童期のお子様を持つ

 

親御様にも一度読んでいただきたい本です!

 

 

子どもと接する仕事をする関係者や親御様にとって

 

子どもたちのとった行動を本人たちに

 

反省させるということは至難の業ではありませんか

 

 

私たち大人は

 

反省はするけど後悔はしたくないとよく口にします!

 

しかし実際は

 

ほとんどの人は反省なんてほとんどせず

 

後悔ばかりしているのではないでしょうか

 

 

不完全な私たちが

 

子どもたちに心から反省させるということは非常に困難です!

 

 

力で押さえつけ痛みで反省させるという形はとれるかもしれませんが

 

子どもたちが本当に反省しているかは疑問です!

 

 

まして発達障がいの子供たちにとって

 

それはさらに難しいことではないでしょうか

 

 

私たちが発達障害の子どもたちを扱う上で気を付けているのは

 

5年10年先に

 

気づくだろうというような希望的予測に基づいての指導はしないことです!

 

 

発達障害の子どもたちにとって大切なのは今であり

 

今どうしたら心に響くのかを考え指導しています!

 

 

定形発達の子どもたちのように

 

将来大人になったら気づくだろうという

 

希望はできるだけ持たないようにしています!

 

 

今彼らに反省させるまでにはいかないにしても

 

心に響くように伝えるには

 

 

あなたのためという言葉はできるだけ使わず

 

私がこうされたら嫌だとか不快だと伝えています!

 

そして

 

私があなたにこうしてほしい

 

例えば

 

学習ならあなたに私ができてほしいし

 

できると私が勝手に思っている

 

 

というような伝え方をしています!

 

 

なぜならそこに嘘はないので

 

ほとんどの子どもたちも反論してきません!

 

 

しかしそこには確かな信頼関係が構築されてのことです!

 

 

日ごろから信頼関係もないのに

 

そんな言葉を述べても子どもたちは信用してくれません!

 

 

次回へ

 

 

学習サポート教室 すてっぷ

宮原 一憲


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