こんにちは、如意宝珠を探して

 

そして、願いを叶えて、です。

 

今日も、まだ本調子じゃないので、

 

昨日の続きを再掲してみます。

 

3年前はまだ、こういうことを書いていたんですね。

 

前回、アスピリン、バファリンこそが薬の王様です。

 

というところまで書いたと思います。

 

薬の王様が、解熱鎮痛剤のバファリン

 

というのは、納得いかない人も多いかもしれません。

 

いやいや、私は、頭痛がひどいときは

 

イブを飲みます。

 

ロキソニンを飲みますよ。

 

バファリンやらケロリンなんて、

 

そんな古くさい薬なんてダサい、、、

 

なんて

 

思いませんでしたか。

 

実は、アスピリン、バファリンには

 

まだまだ、すごいことがあったんです。

 

それは、、、

 

以下の化学式をご覧下さい。

 

化学式アレルギーの方、ごめんなさい。

(私は理系だったんで平気なんですが)

 

アスピリンは以下のようにヤナギの樹液(サリシン)から合成されました。

 

 

 

 

そして、以下のようにして

 

アスピリンの構造を有機合成によって改変して

 

多くの消炎鎮痛剤を作ったのです。

 

 

 

 

というわけで、元々のアセチルサリチル酸(アスピリン)の

 

構造を参考にして、Oの変わりにCH3とかH3Cを

 

人工的に合成したのがイブ(イブプロフェン)、

 

ベンゼン環を追加したのが、ロキソニン(ロキソプロフェン)、

 

更に構造を複雑にしたのが、インドメタシン、

 

というように、植物由来の化学物質の構造をまねて、

 

バファリンの胃が痛くなる弱点をなくそうとした試みが、

 

イブやロキソニンを作る契機になったのです。

 

だから、ある意味、イブやロキソニンは

 

人工的に作ったものですから、

 

自然界に自然に存在しない化学物質

 

ということになります。

 

もちろん、薬として市場に出る前に

 

数多くの臨床試験を何年も繰り返し行なって

 

有害性がないことが確認されてから、

 

ドラッグストアに置かれるような、

 

おくすりとして

 

販売されるようになったものです。

 

ロキソニンなんか、つい最近まで

 

処方箋のいるお薬でしたから、

 

やっと、市販薬として認可されて

 

便利になりましたね。

 

というわけで、バファリンの方が、

 

自然な感じがしませんでしたか?

 

でも、イブの方が効き目が早そうだったり、

 

ロキソニンの方が、強い痛みにも有効だったりして

 

良いですよね。

 

これは症状によって、使い分ければいいと思います。

 

ただ、バファリン(アスピリン)には、

 

単なる痛み止めにとどまらない

 

いろいろな薬理作用が

 

あることが期待されます。

そのひとつが凝血(血が固まること)を抑える作用です。

ケガをした時血が固まって傷口をふさぐのは

 

もちろん重要な作用ですが、

何かのきっかけで体内で血が固まって血管に詰まると、

 

脳血栓や心筋梗塞など

非常に危険な症状の原因になります。

この他にも、

大腸ガンやアルツハイマー病、骨粗鬆症などにも

 

有効なのではないかというデータもあるそうです。

このことから、

 

「少量のアスピリンを毎日飲み続けることで

種々の成人病が防げる」

 

と主張する人もいるそうで、


実際、リウマチなどの病気で長期に渡ってアスピリンを

 

服用し続けた人は、

これらの病気の罹患率が低いというデータが

 

蓄積されつつあるそうです。

アメリカなどではこれらの研究結果がよく知られ、

 

毎日アスピリンを服用している人も多くいます。

最大の市場であるアメリカでの売れ行きは

 

特にすさまじいそうで

現在でもアメリカ人は驚くほどアスピリンをよく飲み、

その消費量は年間1万6千トン、

 

200億錠(日本は300トン)にも達するとも

 

言われています。

(あのー、但し、致死量があることをお忘れなく)

数多くの、おくすりが歴史の波に淘汰されていった中で、

一世紀以上の風雪に耐えて

 

なお、これだけ売れ続ける薬というのは

 

他に例がありません。

 

ですから、バファリン、アスピリンは

 

薬の王様と言えるわけです。

 

実際、私自身が感じるバファリンの効能としては、

 

イブやロキソニンには感じられない効能として

 

酸が強いために、

 

胃が痛くなるというポイントから

 

「殺菌的な作用」

 

これは、元々、西洋ヤナギの木が

 

樹皮を剥がされたときに流す

 

樹液の目的が

 

「細菌や寄生虫におかされたくない!」

 

という理由で、流した植物ホルモンゆえの

 

効能だと思うのです。

 

今回はこれ位にしておきます。

 

バファリンについては、まだまだ、

 

解明されていないことがあるので、

 

もしかしたら。

 

今後も新たな効能が発表されるかもしれませんね。

 

 

ということで、

 

バファリンからロキソニンまで、

 

お薬の開発は

 

「成功したお薬を参考にしている」の巻でした。

 

しかし、バファリンの抗菌作用について、

 

私は言及していましたが、

 

実は、イブプロフェンについても

 

研究が進んできているようです。

 

Wikiのこの部分ですね。

 

イブプロフェン:

目的外使用および研究的使用
1.他のNSAIDと同様に、イブプロフェンは重篤な

起立性低血圧の治療に有効である可能性が高い。


2.いくつかの研究によれば、低用量のイブプロフェンを

長期間に渡り投与し続けると、プラセボ対照群に対し

優れたアルツハイマー型痴呆の予防効果を示す。

この目的でイブプロフェンを推奨するには

さらなる研究が要求される。


3.イブプロフェンはパーキンソン病の危険性の低下と

関連づけられ、パーキンソン病の発症を防いだり

遅らせることができるかもしれない。

この目的でのイブプロフェン使用を推奨するには

さらなる研究が要求される。

アスピリン、他のNSAID、およびアセトアミノフェンは

パーキンソン病の危険性には影響を与えない。

 

<参考:引用>

 

NPO法人 
オール・アバウト・サイエンス・ジャパンさま

論文ウォッチのページから

2018年7月7日

7月7日:アスピリンが

アルツハイマー病に効くメカニズム

http://aasj.jp/news/watch/8651

 

 

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