「はしご受診だっていいじゃない」治らないので病院を変えました!ドクターショッピング



総合病院ははっきり言って好き。
「ついでにココも悪いから診てもらおう」ができるので2科目同時にかかることが多いです。

総合病院で同日に1つの病院で複数の診療科を受診すると2科目の初診料は半額になる。
3科目以降はいくつ受診しても初診料、再診料はかからない(ので嫌がられるケースが多いかも)

まずはA総合病院の眼科へ

この日もいつまで経っても治らない皮膚のかゆみのついでに眼科へ。

視力を測ったり、こんな機械で目に風を当てられてビクビクしたり。

そして医師の問診。ちなみに医者はこんな人。

医「今日はどうされましたか?症状はいつからですか?」
私「3か月ほど目がゴロゴロしているんです。ちくちくした痛みもあります。目ヤニも出ます」

医「大丈夫ですよ。傷もないしきれいな目ですよー」
私「あの、目がゴロゴロして痛みもあるんです。助けてー」

医「(ムスっ)目というものはですねーちょっとした刺激でもゴロゴロしたり痛かったり痒みが出るものなんです。様子を見れば治りますよ」
私「・・・」
医「はあ(溜息)じゃ目薬でも出しておきます。5〜6本出しておけば良いですか?それで様子を見てください」

処方されたのはヒアレイン点眼液0.1%。ドライアイの点眼薬です。

フィブロネクチンと結合し、上皮細胞の接着、伸展を促進することによって、角膜創傷の治癒を促進します。また、分子内に多数の水分子保持機能があり、涙を保持し安定させて、目の乾燥を防ぎます。

くすりのしおり

しかし2週間経ってもチクチクした痛みは消えず

B病院の眼科へ

こちらも総合病院。A病院と同様に視力検査などを行い、医師の問診。

結果は結膜炎

処方された点眼薬はノルフロキサシン点眼液0.3%。れっきとした抗生物質。

細菌のDNA合成を阻害することにより抗菌作用を示します。通常、結膜炎や麦粒腫(ものもらい)などの眼感染症の治療や眼手術前後に眼の細菌を殺菌するために用いられます。

くすりのしおり

ドライアイじゃないじゃん…

ノルフロキサシン点眼液

差したらめっちゃ目に染みました。1週間ほど点眼したらゴロゴロも痛みも治りました。

ちなみに、治りかけの時、夜寝る前に目薬をさして、翌朝は目薬はささずにコンタクトをしたら視界が悪かったです。新しいコンタクトにつけ変えたら幾分マシでした。

コンタクトをする時は夜の点眼はしない方が良いですね。
というより、そんな時にコンタクトはするなという話ですが。

再診で処方してもらった目薬

人工涙液マイティア点眼液。限りなく涙に近いそうですが(目薬全般に)防腐剤が入っているので常用はしない方が良いといわれました。

未開封であれば期限まで持つので保管しておきます。

はしご受診だって良いじゃない

いわゆる「ドクターショッピング」に該当

「こりゃダメだ」と思ったら別の医師に診てもらっても良いと思っています。友人知人も病院を変えた結果「治った、良くなった」と聞いたことが何度かあります。

セカンドオピニオンとは異なる

記事を書くついでに調べて分かりました。

セカンドオピニオンとは

主治医に他の病院への紹介状を書いてもらい、検査結果なども提供してもらい、それらを元に他の病院で意見を聞くこと。尚、セカンドオピニオンは診療ではなく「相談」扱いとなるため自費となる。

デメリットは金銭面で負担がかかること

初診代など別途かかってしまいますが、眼科はそれほどお金のかかる検査はしませんので負担は数千円。

はしご受診をする時の注意点

他の病院で診てもらったことは絶対に言わない

たとえば、誰かから相談を受けた時に「実は○○にも相談に乗ってもらった」と言われたら白けますよね。なんだ自分だけじゃないのかと。それと同じことです。

処方された薬は併用しない

前の病院でもらった薬と新たにもらった薬を併用するのは止めましょう。

だからといって病院をやたらと変えるのは×

だけど、納得がいかなかったらある程度であれば良いと思いますけどねえ。
特に税金を納めている人・納めてきた人であれば。

医者の言うことは100%信じない

これは肝に銘じています。
なんてったって、身内が亡くなった時に自信たっぷりにこう言われましたから。

医「あと1週間はもちますから全く急いで来なくて大丈夫ですよ。用事があればそれを済ませてからゆっくり来てください。2~3日経ってからでも大丈夫です」

でも翌日の早朝に行ったら、お昼に亡くなりました。
医者の言うことを100%信じていたら死に目に会えませんでした。

まあそれは極端な話ですが、それに近い話はいくらでもあります。最終的には自分で的確な判断をしたいですね。