市川稔の米(マイ)情報

20世紀のアマゾン

ダイナミックなアメリカ経済。


人口は増え続け、所得も増え続けてる。


格差社会と云われるが、成功者の大金持ちがたくさんいるわけで。


小売業も世界一はいつもアメリカの企業だった。


かつて世界一だった「Sears」がいよいよ。



カタログ販売で全米を網羅。

アメリカ人の4人に3人は利用していたという時期もあるという。

カタログ販売はその時代のAmazonだった・・・

カタログ販売をやめて



その後、店舗を全米に広げ、1990年代前半は3500店舗、2018年には600店舗以下にまで減った。


傘下には「Kマート」もありますが、近年はずっと赤字が続いていた。



小生が初めてアメリカの小売業視察に行ったのは1973年。


その頃は輝いていました。


その後、何度もアメリカに行きました。


郊外のショッピングモールの核テナントのひとつとしてシアーズがあるモールもたくさんありました。

が、


その勢いはすでに無く。


かなり前から防戦一方だったように思います。



オンライン通販(日本ではネット通販と呼ぶことが多い)におされという報道がありますが、


それでなくても難しかったと思います。




日本でも、ダイエー、ユニー、イトーヨーカ堂など総合スーパーは凋落の一途。


郊外百貨店、地方百貨店もそうです。






会社が大きければ大きいほど変化に対応するのが困難になります。




日本は新卒採用で学生は「大きい会社」「優良企業」に入社したみたいな感覚あり。


これは危険です。



自らを変革できるところのみ生き残る




厳しい時代であることを認識しないといけませんね。




シアーズ経営難 「20世紀のアマゾン」だった米巨大小売の衰退

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