2019年に観た映画の感想がまだ3本残っている!
というわけで、今回はこちら作品の感想をさらっと書いてみようと思います。
【あらすじ】
主題歌「Let It Go」と共に全世界で社会現象を巻き起こし、空前の大ヒットを記録したディズニー製作の3D長編ファンタジー・アニメの第2作。前作の3年後を舞台に、不思議な歌声に導かれて旅に出たアナとエルサの姉妹が、エルサの持つ魔法の力の秘密を解き明かすため、未知の世界で驚きと感動の冒険を繰り広げる。監督は引き続きクリス・バックとジェニファー・リーが担当。前作でアカデミー賞の主題歌賞に輝いたロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペスが本作でも楽曲を手がける。
雪と氷を操る力を持ったアレンデール王国の女王エルサは、深い絆で結ばれた妹アナと共に、王国を治めながら平穏で幸せな日々を過ごしていた。しかしある日、エルサにだけ不思議な歌声が聞こえ、王国に危機が訪れる。歌声の正体を探すため、アナとエルサは仲間のクリストフやオラフと共に旅に出るが、それは、エルサの魔法の力に隠された秘密を解き明かす、驚きの冒険の始まりに過ぎなかった。
(allcinema onlineより)
テーマソングも含めて、社会現象的な大ヒットを収めた「アナ雪」。
当然ながら僕も観に行きまして、とっても楽しく鑑賞したので、今作も何だかんだで結構楽しみにしておりました。
で、観終わった感想。
あー!そう来ましたか! って感じ。
前作では、エルサの持つ不思議な能力は「ま、この子はそういう子なんで!」みたいな感じで特に詳しい説明もなかったわけですが、まぁそういうことって、おとぎ話(メルヘン)ではよくあることですし、そもそもそんな細かい設定を気にする間もないほどに素晴らしかった前作。
なので、今作が「エルサの魔法の力に隠された秘密を解き明かす!」をテーマにした作品だと聞いたときには「おいおい、そんな余計なことはしないでくれたまえよ」なんてことを思ったりもしたのでしたが、観終わった今となっては、そんな心配こそが余計だったなぁ・・・と猛反省。
いやはや、とにかく素晴らしいファンタジー作品でした!
アナ雪の続編として楽しく観られることはもちろん、音楽も「Let It Go」ほどキャッチーな楽曲はないものの、どれもこれも名曲揃い!
特に主題曲である「In To The Unknown」の力強さと解放感にはゾクゾクさせられました!
で、そんなこんなで完璧なエンターテインメント作品に仕上がっていながらも、本作のテーマは実はかなり重厚なもの。
自然と人間との関わりだったり、先住民族と開拓者たちとの対立だったりが語られていたりして、そのバランスも流石だなぁ・・・・と感服!
前作と同様に、アナがあれこれと余計なことをしがちなところが気になったり、オレやっぱりオラフのことあんまり好きじゃないなぁ・・・とか感じたりもしたけれども、とにかく「観て良かった!」と心の底から思わせてくれる、そんな安心&安定の作品でした!
とはいえ、この映画の上映が終わったらすぐに「原始神母」のライブに向かわなければいけなかった・・・という事情があったりして、後半は「やべーな。ライブに間に合わなかったらどうしよう・・・」とか「いやー、原始神母。早く観たいなぁ」とか余計なことばっかり考えてしまって、映画に集中できなかったのがちょっと残念。
映画館に映画を観に行くときは、時間とココロに余裕を持たねばいけないなぁ・・・と、ちょっと反省したのでした。
(2019年11月29日 チネチッタ川崎にて鑑賞)