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 ぱんだ竹内です。

 「雪女」1-4に書いたモノですけど、

レイは桂子になって医者の水野を迎えに行きました。

 





 ピラミッドの施設

 

 「雪女」1-4に書いてある、愛知県新城市の施設に、

慶は以前の自分である(鈴)レイの姿に変身して、

医者の水野に会いに行きました。

 

「水野さん、少しお話があるの?」

「はい、何ですか?」

「私は、水野さんに連れて行きたい所があるのですけど、

また今のこの時間に帰って来ることも約束できるの」

 

 水野は東大を出ていて頭はいいのだが、医者になってからも

酒は飲むしタバコも吸っていました。そこで数秒おいて、

「レイさん、面白い事をと、思いますけど、付き合います」

 

 そしてレイは北朝鮮の城の最上階の慶の部屋

(自分の部屋)に連れて行きました。

「あれ? ここは何処ですか?」

 

「ココは2030年に私の部屋にしたのですけど、北朝鮮です」

「そうですか? では、僕は何をすればいいのですか?」

 

「水野さんには、スーダンの施設に行って貰いたいのですが、

1985年の現在に行くと愛知の施設からは消えてしまいます」

 

「はい、それで?」

「ですから、1995年の今から10年経った時間に

また誘いに来ますけどいいですか?」

 

「そんな事が出来るのかと思いますけど、

レイさんの言う事なら、その様にしますけど」

 

「嬉しいわ。では、一度送って行きますけど、

10年経った時には10才の子供の姿で

行きますから驚かないでね」

 

 水野は疑っている様でしたけど、

北朝鮮に瞬間移動した事で半信半疑でした。

 

 レイは水野を施設に送って行って、

10年経った頃に時間を合わせて、

桂子の姿で会いに行きました。

「水野さん、迎えに来たわよ」

 

「はい、本当だったのですね」

「では、荷物は有りますか?

 スーダンは暑い所ですから、冬服は要らないですよ」

 

「はい、僕はこれだけですけど、レイさんにお願いがあります」

「何ですか、何でも言って下さい」

「実は、気功術を使う坂本も連れて行きたいのですけど?」

 

「願ったりだわ。連れて来て下さい」

 そこで打ち合わせていた様に、坂本はスグに来て、

「坂本です。あれ、桂子さんじゃないですか?」

 

「そうですよ。それで荷物はそれだけですか?」

「はい、よろしくお願いします」

 

 桂子は、2人を連れてスーダンの施設に行くのだが、
坂本が加わった事でピラミッドの施設を建てる為に
1年前に行く。

「水野さん、少しの時間を下さい。

 ココにもピラミッドを建てておくわね」

 

 桂子はそう言い、愛知の施設を

そのままをコピーして建てて、また1年の時間を進めました。

「あれ、景色が変わりましたけど?」

 

「坂本、桂子さんは魔法が使えると言ったじゃないか、

黙っていろ!」

「水野さん、コチラの城の2階に来て下さい」

 桂子は2人を連れて2階に行き寿子を紹介する。

 

「よく来てくれました。コチラに座って下さい」

「寿子さん、この人達は連れて来たばっかりだから、

あなたも見ておいて欲しい所があるの」

 

 寿子は1階に降りて来て、

由紀子と今日子も誘い桂子に就いて行きました。

 

 最後まで読んで頂いてありがとうございます。

 

 

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