人類および日本スピッツ史上初の偉業(嘘)だったりハイスタだったり
チロたんと二人で山に行って草刈りをするトキには、チロたんは絶対に草刈りの邪魔はしない。
5年目ともなると、刈払機(の音)にもすっかり慣れちゃって、一切怖がらなくなっちまって、比較的近くで実に嬉しそうにアッチコッチ匂い嗅いで、飽きると静かに寝っ転がって奴隷の働きを見守ってくれてるし、
ちゃんと自分で日陰を確保して熱中症対策も万全。
それでも、
やっぱりここに来たらオレとだって遊びたいので、
刈払機のエンジンが止まるとすぐに駆け寄ってきて、
終わった?草刈り終わった?
遊ぶ?ねえ、遊ぶ?
と。
なんでこんなに可愛いのかよ。連邦の白いのんという宝物。
オッケー。チロたん…。
パパは草刈り終えたばっかりで大変お疲れのところですが、
そんじゃいつもの訓練がてら遊ぶか!
うきゃあああああああ!行くわよーーーー!
パパ、ほら。あたしの躍動感を見てよ!
オメエはPK戦でのキーパーかよ…
なにその横っ飛び。
そんじゃいつもの特訓行くで?カマーン!
あ!!!!!!!!!
わかりにくいけど…
二人で飛んでる!
確かに、
この刹那…
オレとチロたんは二人同時に地球のドコにも接地せず空中にいたんだ。
飛行犬と飛行人の完成がこちらでございますお客様。
人類および日本スピッツ史上初(もちろん未確認)となる、
この星のどこにも一切触れていないバカふたりでございました。
血と汗の努力(地獄の特訓)の結晶がついに結果として現れた瞬間です。
努力なんて大抵報われないし、夢なんていつだって叶わない。
それでも諦めなかった者だけが奇跡を起こせるんだ。
よく目を凝らして見ねえとわからないような、浮き具合としてはわずか20cmほどかもしれない。
だが、
ふたりにとってはわずか20cmだが、
人類および日本スピッツにとって偉大な飛躍である
わかってますってば。
実にバカバカしいて。
でも…だってそれがこのブログだもの(みつを)
その後は一度もふたり同時に空中に浮くことなく、ただただ華麗なダンスを踊っていたようです。
史上初の快挙を成し遂げ帰還するふたり。
実に誇らしげ。
見てんじゃねーよ。
見せるんじゃねーよ。
そんな人類と日本スピッツ類の歴史的快挙を速報でお伝えいたしましたので(あ。違う、コレは5日も前だわ)
皆様も興奮冷めやらないとは思いますが、ここでさらに速報が入ってきたようです。
山でもギターをいつでも弾けるようにと2,600円の青いギター置いてあるってのに、普段弾き慣れてる黒いのん(お気に入りの5,800円)を、わざわざ山にまで持ってきたのは、
この日の休日は天気予報的に草刈り日和でやがるし…
(#サトシ、マジで長生きして?)
草刈りだからと言って、最近覚えた曲をもうこれ以上練習したくねえでのレコーディング(偽)をしてサッサと終了にしたかった…って理由でございます。
とにかくこの曲の難関は、
あんな狭いトコに親指以外の、
人差し指、中指、薬指、小指をスベテ配置
させられた上に、
かなりのテンポの速さん中であの状態から、
中指と小指だけ
をバラバラに弦につけたり離したりするとか…。
オメエ、間にいる薬指の気持ち考えたことあんの?
そら薬指だって一緒に動くだろ?
どっちかにつられて。
なんなら3人同時に動くYO。
人間の指ってそんな高速でバラバラに動くようにはできてないですよ?
って誰か言ってた気もする(未確認)
しかも中指と小指だけバラバラに動かすだけでムリです…って言ってんのに、さらにあんな短いフレーズの中で、今度は中指だけ一個弦をズラしたり、それに伴って、今までステイホームだったハズの薬指に突如GOサインが出てつけたり離したり、ラジバンダリ。
ムリだから。そんなん。
頭イカレてんの?
この曲だけを地道に2ヶ月とか練習すれば、もしかしたら出来るようになるかもしれないけど、あいにくオレにはそうゆう「地道にコツコツ」って才能は神がお与えにならなかったアーメン。
ギターを6ヶ月弾いてきてわかったコトがあるんだけど、オレの左手(弦を押さえる方)ん中でも特に小指は思い通りにならない。
どうやらオレの小指は薬指と常にセットで、
いつでも気づくと小指は薬指にくっついて一緒(わずか下)にいる。
だって思い出してみてよ。
親指は「お父さん指」、人差し指は「お母さん指」、中指は「お兄さん指」。薬指は「お姉さん指」だろ?
小指は「赤ちゃん指」だぜ?
赤ちゃんがひとりで自由気ままに動き回ってたまるかってんだ。
いつだって赤ちゃん指はお姉ちゃん指と一緒。
そんな感じでソコ以外は弾いてて実に楽しい曲なのに、そのリフ(曲中3回登場する印象的でカッコいいリフ)だけが、どうにもならねえのでボツも覚悟したけど…
ちょい待てよ?
ギターソロをわずか1mmも弾けないのに、全世界に向けてあの世界的名曲Highway StarをYouTubeにアップできるお箸の国のオレじゃない。(→見る)
そもそも、
動画なんてこのブログに貼り付ける写真の代わりの動画として、
そして実に個人的なギターの成長記録としてアップしてんだし、
脳内では松たか子が、
♫ありのままの〜
姿見せるのよ〜
ってシャウトしながらGOサイン出してる所存で誠に遺憾。
誰でも彼でも「バンドやろうぜ!!」な空前のバンドブームな80年代をど真ん中で生きてきたオレからすると、バンドブーム終焉の荒れた荒野(TK全盛の頃?)に颯爽と現れて、若者の心を鷲掴みにした未だ根強い人気のHi-STANDARDの名曲でございます。
BOØWY(布袋さん)やミッシェルガンエレファント(アベフトシ…RIP)は、
16分の高速マシンガンカッティング
で「あ。こんなんムリ」って弾くのを諦めるんだけど、
Hi-STANDARD(横山健)は、
16分の高速ブリッジミュート
で「オッケー。そっちの方がもっとムリ」ってのが、
オレの個人的な感想なんだけど、
この曲は16分の高速ブリッジミュートがわずかしか出てこないので、
誤魔化せば何とかイケるかも!って所存で選曲したんだけど…
まさか中指と小指のソレにこんなに放浪されるとは思わなかった…。
今では身の程知らずと反省はしている。が、後悔はしていない。
そもそも大好きな曲なので、マウンテンベース内の倒木をチェンソーでやっつけた動画(→見る)でもこの曲使ってました。
そんじゃ、
上記の特に指のコトを重々ご理解いただきまして、文句言わないって方だけご視聴くださいますとオレ喜びます。
ただでさえ狭いメインベース(17畳ほど)だってのに、断捨離の反対語の申し子なオレがアレも欲しいコレも欲しい、もっと欲しい、もっともっと欲しいと、何かと持ち込んだ結果、ドコで撮影しても背景が騒がしくて大変なコトになっておりますが、次回はもう少し片付けて撮影します。
6ヶ月もの間せっせとこんな拙いギター動画を恥ずかしげもなくアップし続けてきて、本当によかったなと思うのは、最初がどの程度下手だったのかちゃんと記録しておけたコト。
まさか6ヶ月もの間こんなにギターに夢中になるとは思わなかったけど、1年後も飽きてなければ、どれだけ成長したのか比べてみたいじゃない。