●あの世と宇宙と竜宮城。
今日は、死んだ後のあの世と、
宇宙と、竜宮城が似ているというお話です。
皆さんは、こんな話を聞いた事はありませんか?
光速に近い宇宙船で宇宙旅行してきた人は地球にいた人より歳を取らない。
映画では、たびたびそういうシーンが取り上げられます。
例えば、こんなシーン。
ケネディ宇宙センターから発進した一隻の宇宙船が、
およそ6ヶ月の宇宙飛行を経て、地球への帰還すると、
そこは、なんと、サルが人類を制覇していた。
そうサルの惑星となっていたのです。ご存知、映画「猿の惑星」です。
実は、半年間の宇宙旅行をしていた彼らでしたが、その間、
地球時間では、約700年の時が過ぎていたのでした。という話。
これは映画ですが、
奇妙な事に、日本でも同じような話があります。
それが、浦島太郎と竜宮城です。
この話は古くは日本書紀や万葉集にも記載が残っているというほど古い話です。
一匹の亀を助けた浦島太郎は、亀に竜宮城に連れてってもらい、
乙姫様から大歓迎をうけ、元の地上に戻る訳です。
ところが、地元に戻っても知っている人が誰もいません。
実は、浦島太郎が楽しく竜宮城で3年を過ごしている間に、
地上では700年の歳月が過ぎていたのでした。
絶望した浦島太郎が、乙姫様からもらった玉手箱を開けると、
紫色の煙が立ち上り、太郎はあっという間に年を取り老人となったのです。
普通、浦島太郎のお話はここで終わります。
しかし、本当の浦島太郎には、この後続きがあります。
知っている人はかなりの物知りな方です。
老人となった太郎は、その後、鶴となり、仙人が住んでいる理想郷があるという、
蓬莱山に向かって飛び立ちます。
そして、海の中の乙姫様も亀となって、蓬莱山に向かうのでした。
一番初めに書いた宇宙の話は、
かのアインシュタイン博士が発表した相対性理論が元になっています。
相対世理論、つまり光の速度に近づくにつれて時間の進み方がゼロに近くなる。
もっと簡単に言えば、
光に近い速度で旅行している人は、地上にいる人よりも年をとらないという事。
ほとんどの人は、アインシュタインを知っていますが、
こんな理論を発見した人なんですね。
さて、そんな宇宙と竜宮城と、あの世が似ているとはどういう事でしょうか。
実は、霊能者の方から、よくこんな話を聞きました。
■霊は、貴方が祈れば、あっという間に貴方のそばに来てくれますよ。とか、
霊は光の速度の様に、貴方がアメリカに居ても、日本に居ても、
あっという間に貴方の元に来てくれる。
そして、決定的だったのが、この話。
ある時、霊能者の方が、
「霊から教えてもらう時があるんだけど、
時間が関係してくると、読み取りが難しくなるんだよね。」という。
例えば、相談者からよく聞かれるのがこんな質問。
「私はいつ結婚出来ますか?」
霊に聞くと「3」という数字が出てたり、見えたりする。
しかし、霊能者いわく、それが3日後なのか、3ヶ月後なのか、
3年後なのか分からないという。
なぜなら、霊の世界には時間の感覚が余りないそうなのだ。
30年もあっという間にすぎてしまう世界らしい。
だから、霊能者の方も、そういう時は、
そのまま相談者の方に、霊は「3」という数字を見せています。
と、そのままの霊視結果を伝える事が多いという。
ただ、前後の文脈からこれは3日後だろうと確信が取れたり、
さすがに「21」は21日後の事だろうと思える時は、その様に伝えるという。
よく私のお祖母さんは40年前に亡くなっていますから、
もう私の事なんて忘れてとっくに生まれ変わっていますよね。という質問がありますが、
40年などあの世では、半年ぐらいの感じで、そんな時間が経っていないという。
いつまでも貴方が生きている限り、貴方を見守っている事が多いらしい。
END