函館・長崎・横浜・神戸と共に黒船来航により世界に開かれた五港の一つ。
諸々ある市名の由来のほとんどが流域面積日の本NO1河川・信濃川に由来する、本州日本海側最大の都市である新潟県・新潟市。

その1区、旧白根市・味方村・月潟村の全域によって構成される南区は、300有余年の歴史を誇る白根大凧合戦で有名。
越後の名宰相・直江兼続公が整備したと云われる中ノ口川と、大河・信濃の流れに洗われた人口約4万4千人。
国内有数の穀倉地帯として知られる肥沃な越後平野のほぼ中央に位置する町。
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(各町会のプライドをかけた大凧の威容は身震い必至・・感動するで~!)

その新潟市・南区の県立白根高校そばに「亀さん」が広報部長を務める駄菓子屋がある!!って皆さんは御存じでしょうか?

そして・・・
「亀さん」だけではないんですよ、その陣営は(笑)

その駄菓子屋は、御家族各々が得意分野を活かし、地域・子供達、巡っては自分達自身をも楽しく盛り上げてるって言うんだから、行くっきゃないでしょう!!

その駄菓子の名前は「駄菓子屋まるご」。

駐車場完備の素敵なお店なのですYO!
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(郊外型オシャレなカフェ的外観。されど、実は駄菓子屋なんどすえ!)
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(広報部長の🐢氏。大きく威容を誇るが、広報スタイルは優しくてコミカル!)

「まるご」の創業は2017年9月。

本業の傍ら、白根地区の町歩きアンバサダーなどを精力的に務め、「まるご」を立ち上げたお母さん(以下・おばちゃん)を筆頭に、家族のパワーが結集してるんですよ~!

13の大凧組に描かれし勇猛果敢な武将達を擬人化(萌えキャラ)に転生⇒グッズ販売を通しヤングな目線で町を盛り上げる長女。

Fecebookの「亀さん」の中の人(笑)。
SNSなどを通じ、幅広く店・町の宣伝をこなす広報担当の次女。

そして、家族で誰よりも駄菓子を愛し、市内のみならず都内の駄菓子屋も巡りたい!!と高い志を持つ現役JK駄菓子ガールの三女。

まさに、謙信公が治めたかつての越後・上杉家臣団レベルの団結力じゃないですか!!

おっと・・・
忘れちゃいけない。

母娘達のニーズを酌み、元々設計事務所として使っていた店内をダイナミックにDIY。女子の細々した要望に応えるとは・・・
父親の鏡ですぜ!!お父さん(笑)。
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(木目調の温かな店内。駄菓子の配置とさりげなく置かれる小物のバランスが絶妙)
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(壁には噂の大凧ゆるキャラ達の原画や、町の情報紙が張られているぞ!)

筆者が訪れた日。
SNSでは繋がっていて馴染みでもあるおばちゃんが不在の最中、店番をしていた娘さん(3女)。

ろくでなしブルースだった筆者の10代の頃とは大違い(笑)
突然の来訪にもかかわらず、事細かに店・南区(白根)の事、人気の駄菓子の事など、快く丁寧に教えて頂きました。

「大きくてビックリしますよね、普通。母の実家の屋根裏にあったんです、この「亀」(笑)。町歩きの途中でも、レトロで気になる物なんかを譲り受けてくる事もあるんですよ。ほんと、アグレッシブな母ですよね~(笑)」

そっか~!!
店内に散りばめられし昭和テイストの小物やアンティークな逸品はおばちゃんがコレクトしてきた物なんすね~。う~んアグレッシブ!!

と思いましたが、いえいえ。
お母さんのみならず、3姉妹+父ちゃんも相当なアグレッシブ精神の持ち主だと思いますYO。
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(白根の広告から擬人化ポスターまで。視覚に飛び込んでくる、まるごワールド)
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(アクリルキーホルダー「凧っこ13人衆」は店内で販売中!!)

筆者と話しながらも、店に買い物に来る子供達・親子連れとのやり取りもテキパキこなす駄菓子JKの娘さん。

「新潟市内だけじゃなく、県外や東京の駄菓子屋さんにも行ってみたいんですよ。どこか、おススメありますか?」

ふと、そんな質問が飛んできたものですから、東京下町周辺の駄菓子屋トークを大人げなくブチかましてしまいましたよ(笑)。

若さでアタック!
いつかの日か、全国の駄菓子屋探しの冒険へ旅立ってみてください!!
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(子上がりも!ここで駄菓子食べたり、宿題やったり。冬でも暖かそう!)

年代物の火鉢が置かれた子上がりにはマンガやゲームなども置いてあり、娘さん曰く「知らない間に色々と増えてきてて(笑)」との事。

大空に羽ばたく大凧の如く、自由なスタイルは見てて清々しい気持ちになりますね~!

ここで子供達は買った駄菓子を頬張りながら、楽しくおしゃげりしたり、宿題したり・・・

家や学校だけではない、第3の居場所としての勝手知ったる「まるご」を満喫しているのでしょう!!


令和になった今でも、昭和の温もりを感じずにはいられない素敵な駄菓子屋「まるご」。
皆さんも遊びに行かれてはいかがでしょうか!!

「駄菓子屋まるご」 アクセス
新潟県新潟市南区上下諏訪木1202-5