2020年1月10日金曜日

「バンダイプラモデル1/300機甲艦隊ダイラガーXV」「ポピーDX超合金GB-72機甲艦隊ダイラガーXV」レビュー


「バンダイプラモデル1/300機甲艦隊ダイラガーXV」と、
「ポピーDX超合金GB-72機甲艦隊ダイラガーXV」の比較レビューです。

本当は、超合金魂ダイラガーXVを購入したので、その比較用として購入したのですが、プラモデルを作っていくうちに愛着が湧いてしまったので、😅上記二つをまずレビューすることにしました。


左側がプラモデル、右側がDX超合金です。
令和元年において、プラモデルは3000円前後で入手できます。DX超合金については状態によって2万円ぐらいから上は10万円以上するものもあるようです。


左の小さい方がプラモデル、右側がDX超合金です。プラモデルは、白、黄色、青の三色プラモデルなので、しっかり色分けするのは面倒ですが、塗るとDX超合金に負けないくらいかっこよくなります。箱絵の塗り分けというよりは、DX超合金の塗り分けを参考にしてみました。


DX超合金のデカールが格好良かったので、参考にしてプラモデルにもデカールを貼ってみました。番号をふると、サンダーバード風でなかなか気に入りました。テプラを使ってみました。おもちゃのデカール風になって良い感じです。

プラモデルの5号機は外れやすかったので、2号機と5号機の中に磁石をいれて、くっつくようにしています。


裏面です。DX超合金はすべてのタイヤがコロ走行できます。


DX超合金には剣が付属しています。プラモデルには武器がありません。


次に、可動範囲ですが、プラモデルは肩とひじと手首がまがるくらいです。
DX超合金はひざがすこしまがります。足首になぞのスプリングが入っていますが、それほど足首は曲がりません。また、DX超合金は、ボタンを押すと拳がロケットパンチのように飛ぶギミックがあります。


次に、分離形態です。なんとDX超合金は15機に分離できません。おそらくおもちゃとしての頑丈さを優先した結果なのではないでしょうか。プラモデルのほうは15機に分離できます。ポリキャップも使用しており、保持力もしっかりしています。

<クウラガー>


DX超合金の5号機はツメ状の部品で2号機を挟み込むようにして合体させます。


5号機を反転させて「クウラガー」形態です。DX超合金は頭部の赤い突起を回すと、顔が隠れるようになります。


DX超合金はこれ以上分離できませんが、むりやり各形態に分離してみます。2号機の裏のねじを3つ取り外します。(推奨されている遊び方ではありませんので、破損の危険があります。おすすめはできません。)


奥がプラモデル、手前がDX超合金です。

<カイラガー>



次にカイラガー形態です。6号機を9号機と10号機が挟み込みます。その際に白い部分が押し出されるようにして合体します。プラモデルの6号機の艦橋状の部分は上下にスライドします。

ダイラガーとして合体する際、DX超合金の7号機と8号機は先端部を後ろに倒して合体します。プラモデルはそのまま先端を11号機に刺して合体します。


プラモデルはしっかり分離できますが、DX超合金は7号と9号、8号と10号が分離できません。


これもむりやり分離してみます。


手前がDX超合金です。DX超合金のほうは、太もも部分にあたる7号機と8号機の根元部分の形状が分離を考慮した形になっていませんね。(ばねがついたままです)

<リックラガー>


最後に「リックラガー」形態です。11号機の四角のふたのような部分は、どちらも開閉することが出来ます。

今まではDX超合金が、一機ずつ分離できないことばかり伝えてきましたが、なんとプラモデルは、「リックラガー」にすることができません。
接続パーツがなく、プラモデルの説明書でも「リックラガー」は無視されています。😭


そこで、プラモデルのほうも、むりやりリックラガーにしてみます。プラモデルを作ると、ポリキャップがいくつかあまります。それにプラ棒をさして、上の写真のような接続パーツを作ります。11号と14,15号は両面テープで貼り付けます。



なんちゃって「リックラガー」の完成です。左がプラモデル、右がDX超合金です。




クウラガー、カイラガー、リックラガーの各分離形態です。(手前DX超合金、奥がプラモデル)


いかがでしたでしょうか。どちらも1/144のガンプラぐらいの大きさで遊びやすいです。手ごろな価格で入手したいならプラモデルですね。塗るのが大変ですが、組みやすく、ポリキャップの保持力はそこそこあります。形状も超合金にまけていませんのでおすすめです。

<おまけ:DX超合金の経年劣化による破損と修復>


発売から30年近く経っている玩具ですので破損が心配です。私が購入したDX超合金は、2号機と6号機が接続する部分のパーツが劣化し、破損していました。ここが破損してしまうと、2号機より上が乗っかっているだけになり不安定なため、合体形態で飾っておくことが出来ません。

上記写真左下のパーツが破損したパーツです。バネが仕込まれており、非常に複雑なパーツなので、修復は困難かと思っていましたが、なんとか複製を作ってみました。(私は複製についてはシロウトなので、困難を極めました。おゆまるくんによる無謀な複製による、隣の3つの白い失敗パーツが痛々しいです。エヴァンゲリオンに出てくるネルフの基地に磔にされているヤツを思い出しました・・・)


このように持ち上げてぷらぷらしても保持してくれるくらいになりました。

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