【マイナス思考は破壊をもたらす】ネガティブと負の連鎖

ネガティブと負の連鎖

地球では、どんな人間でもネガティブ思考と向き合う機会があります。誰でも、どんなにポジティブに見えても、ネガティブな側面は必ずあります。

ネガティブ思考は誰にでもある

もちろん私、Tomokatsuも該当します。

もし、Tomokatuはポジティブな前向きのエネルギーだけを持っていると思っている方がいましたら、申し訳ないのですが、それは私のポジティブな側面だけをご覧になっているということです。

私も思い悩み、ネガティブに意識が向いてしまうことだってあります。

しかし、誰でも向き合っているはずなのに、後ろ向きに感じる「ネガティブに見える人」と、前向きに感じる「ポジティブに見える人」がいるのはなぜでしょうか?

そこには「ネガティブとの向き合い方の違い」があります。

今回はネガティブとの向き合い方について分析していきたいと思います。

この機会に皆さんも、ネガティブを知って、新たな向き合い方に気づいてみましょう。

ネガティブな信念体系に目を向けてみる

「どうせ(私は)○○だし・・・」

「私は○○弱者なんだ・・・」

「もうだめだ」など

いわゆる、ネガティブ発言があります。誰しも心に思ったり、口にしたことがあるのではないでしょうか。

この発言をさせている大元にあるものが「ネガティブな信念体系」です。

信念体系は今までの人生で体験してきた様々な物から創り出されていますので、簡単に変化させたり、手放したりすることはできません。

ですから、ご自分のネガティブに目を向けて新たな体験(学び)を自分の信念体系に加えていく必要があるわけです。

例えるならば、塩分濃度の高い塩辛い水に水を加えて薄めていくような状態です。

もちろん新たな体験は今の塩辛い水に更に塩を加えるような逆の作用も可能性としてあります。しかし、私がお伝えする内容は塩ではなく水を加えることになると思います。

なぜそう言えるかというと、私が実際に行っていることだからです。

それでは、あなたの中にあるネガティブに対して新たな体験を加えていきましょう。

ネガティブからは逃れることはできないと気づく

冒頭にもお伝えしましたが、地球は「ある/ない」「右/左」などの極端な2つが存在する世界、つまり「2極性の世界」にいるので「ポジティブ」を意識した瞬間に「ネガティブ」が生み出されます。これは仕方がありません。

仮にネガティブ自体を考えないように無視したり、それ自体を書き換えようとしたりしても、ネガティブは存在し続けるということです。

西遊記で孫悟空が体験したお釈迦様の手のひらの上から出られないかったように、どんなに頑張っても結局は、2極性の手のひらの上で上で無視したり、書き換えようとしていることになるわけです。

おとなしく2極性は受け入れ、その上にあるネガティブに目を向けて考えてみましょう。

なぜネガティブな感覚が必要なのか?

世の中には無駄なものは何一つありません。

全てが自分の気づきに繋がるきっかけとなっています。

「ネガティブな感覚」には、どのような気づきのきっかけがあるのでしょうか?

この答えのヒントは「ポジティブに見える人」にあります。

恐らく私はポジティブに見える人の1人なので、私の考え方をお伝えします。

ネガティブな場面に直面したときにこのように考えています。

なるほど、そう来たか。

とりあえず一旦手を止めて他の方法を探そう。

どんな場面でもこのように考えています。

この私のネガティブとの向き合い方を「将棋の試合を見ている感覚」と言っています。

視点は棋士の視点ではなく、試合を見守る観客の視点です。

全体を見ながら自分の状況も把握し、相手の状況も把握するという具合でネガティブな場面を眺めるのです。

もちろん、自分の想定の範囲外のネガティブが起これば感情に飲まれて取り乱すと思いますが、「想定外」は頻繁に起こることではありません。

このような「将棋の試合を見ている感覚」でネガティブな場面を眺め続けると生み出されるものがあります。

それが、創造性(Creativity)です。

この感覚に気づくためにネガティブな場面が必要なのです。

また、創造性は生き生きと前向き感じさせるエネルギーを放ちますので、このエネルギーを周りの方が感じると「ポジティブに見える人」に見えます。

ネガティブと向き合う怖さの克服法

ネガティブは創造性(Creativity)の元ですから、逆に向き合わないとどうなってしまうでしょうか?

何度も言いますが、ここは2極性の世界ですから創造性の対極にあるものの方に目が向きます。それが、破壊性(Destructive)になります。

簡単に言うならば、「負の連鎖」という状態です。

ネガティブに理由はどうあっても「向き合わない状態」「取合わない状態」を選択し続けた先にあるものは「更なる破壊性」というネガティブになっているわけです。

ですから、私は何としてもネガティブと向き合ってそこから抜け出して頂きたいと思っています。

では、満を持して克服法をお伝えします。

恐らく、拍子抜けすると思いますが・・・

できることからやる

これだけです。

向き合うのが怖かったり不安だったりする方の大半は「全てを一気に片づけなければ!」と思ってしまっています。

周りを見て頂ければわかると思いますが、どんな方でも一気に片づけられる人はいません。

皆さん順序立てて、階段を上るように一段一段上っています。

例えば、部屋の片付けをしようと思ったとき、部屋全体を見渡して、「本棚を最初に整理して、次に机の上で、引き出しの中を・・・」という感じで片づける順番を決めています。

このような考え方を目の前にあるネガティブにも応用するだけです。

ネガティブの1つであるトラウマの解消法もこの方法で少しずつ緩和していくことができます。

創造力は自分を輝かせます

これでネガティブ思考のお話はおしまいです。

いかがでしたでしょうか?

少しでも「ネガティブと向き合ってみようかな?」と思って頂けたら幸いです。

多くの方は「全てを自分一人でやらなければならない」と思っていたり、「全てが自分の責任である」と抱え込んでいたりと、ネガティブの殻の中(負の連鎖)に閉じこもったままになっているように見えます。

少しでも今の状況を変えたいと思ったら、すぐにネガティブの中の「できること」を探して行動してみてください。

負の連鎖の中にいるときは「できること」を自力で探すことが難しいときもあります。

そのようなときは、

自分でできないときは、他人に手伝ってもらう

ここで言う「他人」は家族や友人だけではありません。第3者の視点で話してくれるカウンセラーのような方たちを頼っても良いです。

たくさんの人々が手を差し伸べてくれますから、まずは頼る先を探してみてください。