はぎれとミツロウだけで作れる地球に優しいエコラップのレシピ
今日は、初めてエコラップ作りに挑戦してみました🐝
エコラップとは、普段私たちが使うプラスチック製のラップの代わりとなるものです。
ラップと同じように、カットした野菜の保存やお皿やタッパーなどのカバーに使えます。
ミツロウには穏やかな抗菌性があるため、食品の鮮度を保ち保存に適していると言われます。
布と、ミツロウやホホバオイル、ココナッツオイルなどの自然素材が原料となり、洗って繰り返し使うことができるため、環境への負荷が少ないことが特徴です。
今日は初めてだったので、まずはミツロウだけで作るハニーエコラップを作ってみました😊
*ハニーエコラップのレシピ
〈材料〉
・はぎれなどの薄手の布 22×30
・ミツロウ(粒タイプ) 10g
・クッキングペーパー
布は薄手の綿が良いと思います。
私は上記のサイズで作りましたが、好きなサイズで作ってください。これよりも大きいサイズを作られる場合は、ミツロウの量を増やしてください🌸
〈作り方〉
①布を好きなサイズにカットする。
②アイロンを準備し、布の下に布のサイズよりも大きめに切ったクッキングペーパーを敷く。
③布の上にミツロウを満遍なく散らす。
④③の上にさらにクッキングペーパーを乗せ、アイロンをかけてミツロウを溶かす。
⑤粗熱がとれたら完成!
ミツロウが浸透していない部分には、ミツロウを追加して溶かしてください。
さっそく使ってみましたが、手の熱によって形状記憶されるので、保存したいものにフィットしてくれて使いやすいです✨
1年ほど使えるそうです。
注意点としては、
ミツロウは熱(60〜70℃)で溶けてしまうので、基本は水洗い、汚れが気になる時は軽く洗剤で洗って使います。電子レンジも使えません。
また、ボツリヌス菌が含まれる可能性は低いと考えられますがゼロではないので、1歳以下の赤ちゃんが食べるものには使わない方が良さそうです。
*ミツロウとは
ミツロウとは、みつばちが巣を作るときに分泌する成分で、ビーワックスとも呼ばれます。穏やかな抗菌・抗炎症作用があり、保湿効果があります。アロマセラピーでは、精油の薬用成分をゆっくりと浸透させてくれる効果があるため軟膏作りに使われることが多いです。木材などのコーティングにも使えます。未精製のミツロウは、はちみつのような甘い香りがします。
最近、手作りのミツロウワックスをフローリングのワックスの剥がれたところや、木製家具や雑貨の小さな傷や乾燥などのケアに使っていますが、ピカピカになるし一度塗ると長期間コーティング効果を発揮してくれるので本当に便利です!革製品の傷(うちの場合は猫の爪跡😹)のケアにもめちゃくちゃ使えますよ!
アロマセラピーから入ったミツロウですが、ミツロウは万能で使い方が幅広いので面白いです。
*サステイナブルな暮らし
サステイナブルとは「持続可能な」という意味で、サステイナブルな暮らしとは、限りある資源を有効に活用し、できるだけ循環させ、未来の私たちが自然と共に豊かに暮らしていけるように考えて生活することを言います。
そのためには、3つのRである「リデュース(減らす)」、「リユース(再使用)」、「リサイクル(再利用)」を意識して生活することが大切です。
買い物に行く時には、必ずエコバッグを持っていくこと、過剰な包装をお断りすること、できるだけ再生可能な容器に入っているものを購入すること、使い捨て商品をできるだけ使わないようにすること、スタバではマグカップで頼むこと、野菜クズはビニールでなく小さなボウルに集めてから捨てること、食品ロスを出さないようにすること、洗濯はお風呂のお湯を使うこと…などなど、小さなことですが、個人個人の毎日の積み重ねが地球を守ることに繋がります。
ハニーラップをきっかけに、地球環境のために生活の中で自分にできることをやっていこうと改めて思いました🌏
材料もミツロウだけで、5分ほどで簡単に出来るので、興味のある方はぜひハニーラップ作ってみてくださいね☺️
本日も読んでいただき、ありがとうございました。