ボーイズカレー【老舗洋食の楽しみ】2019カレー220303食目

2019.6.15

 

究極のカレー首都圏版 掲載店

カレー付きハンバーグ ¥900


神田のスタンプラリーが始まると平気な顔をして連日神保町界隈にも現れるのだけど、自分の行動範囲やら行動パターンやらにおいて、神保町に行くってけっこう難易度が高い。平日の昼休みなら、普通に歩いたら汐留のオフィスを出て、神保町駅まで着いたら30分。そのままとんぼ返りするのが精一杯くらいにアクセスしにくい。だから、チャンスのあるときは内幸町駅まで人混みをかき分けて全速力で走って、神保町も全速力で走って全速力で食べて全速力で帰る。でも、本当はゆっくり行ってゆっくり食べたい。


それで究極のカレー首都圏版掲載店のボーイズカレーに行くのはなかなかチャンスがなかった。でも、今日土曜日に武蔵野方面から千葉市に向かって移動しようとするときに、頑張って神保町に寄り道することを考えた。ものすごく効率が悪い。ただでさえ1時間半はかかる道のりを寄り道する。でも、カレーを食べ歩く者は寄り道こそ本文なのである。


というわけで、市ヶ谷から都営新宿線に乗ってしまった。


目的のボーイズカレーは、神保町に着いて仕舞えばすぐ近くだった。


神保町界隈は有名店が濃過ぎて、若干影の薄いボーイズカレーなれど、ここだって老舗なのである。


来てみると、名前はボーイズカレーだけど、店内店員も客もほぼ還暦以上である様子を見てクスッ(笑)。みんな昔はボーイズだったんだな。


店名はボーイズカレーなのだけど、メニューを見たら、カレー屋というよりも、ここは昔ながらの洋食屋さんだ。


メニューの真ん中には、生姜焼きがあって"「日本一の生姜焼き」の、大関を頂きました"と記されている。日本一の生姜焼きが何なのか知らないのだけど、恐らく生姜焼きの世界のモンドセレクションみたいな役割のように見える。そういえば、表の看板もカタカナの看板はボーイズカレーだけど、大きな看板には"RESTAURANT BOYS"と記されている。そのままカタカナにすれば"レストランボーイズ"だ。それがなぜボーイズカレーになったのかちょっと謎めいている。


出されたカレー付きハンバーグは、まさに洋食屋然としていた。


先にスープが出されて、大きなハンバーグにデミグラスソース。


千切りキャベツが乗っているプレート。そこにお約束のスパゲティナポリタンが添えられている。


おお、洋食のお手本だ!そこに、カレーは別添えで容器が置かれた。


その洋食然とした楽しみを一つ一つ味って、カレーはライスにかける。食べたカレーが、思いのほかスパイス感を発揮しているのでちょっと驚いた。ただ洋食、ただ老舗ではなくて、近隣サラリーマンが定期的に食べたくなるような長く愛される洋食屋さんの要素を感じたのだった。


究極のカレー首都圏版に掲載された神保町の8店舗クリアだ!

めでたしめでたし


ボーイズカレー

https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13042687/

03-3263-1898

東京都千代田区神田神保町2-4