調理実習【在庫処分でも美味なサグチキンを】2020カレー118軒239食目
2010.6.27

□サグチキンカレー
for Lunch

コロナ禍などでなかなか両親を訪ねることができず、親も随分と首を長くして待っている。1ヶ月あいてしまったので母からも日々うるさい程に呼び出し連絡が来る。しかたあるまい、年寄りならばいつまであるか分からぬ親ゆえ、足繁く通ってなんぼだろう。というわけで、スパイスケースを携えてやってきた。

この日のテーマは実は在庫処分。渡辺玲先生のレシピを参考にしたマサラ(カレーのもと)が200g、使いかけのカットトマトの残り物200gなどが冷凍庫にあって、夏になったからと、冷凍庫の大家さんから退去命令を受けていた。この場面が在庫処分するには正解だろう。
というわけで、これをサグチキンにすることにした。

実家のキッチンには、玉ねぎニンニク生姜があったので、すぐに着手する。玉ねぎは7mmの粗みじんにする。ニンニク生姜をすり下ろし、
自分好みのホールスパイスをスターターにして、

GG、玉ねぎ、カットトマトと順次炒めていく
そんなことものも、すっかり手慣れたものになった。



パウダースパイスを混ぜ込んで均一になったらマサラの出来上がり。そこに我が家の冷凍庫から持参したマサラを混ぜて、今日のマサラの完成。

ここまでやって、ほうれん草と鶏もも肉とほうれん草、生クリーム買いに行ってきた。

カットした鶏もも肉をマサラに加えて、ざっくり火が通ったところに茹でてフードプロセッサーにかけたほうれん草を投入したら、蓋をして3分煮込んだ。 ベランダから、カレーリーフ をちぎってきて、ガラムマサラ、生クリームと一緒に投入し、煮たったら、塩加減を調整して、サグチキンの出来上がり。

見るからにうまそうだ。 両親が待ってましたとばかりに、皿にご飯を盛っていた。このカレーは栄養のバランスがいいと母は頷きながら食べていた。重くなくて食べやすいと父も喜ぶ。

おいらにできる、ささやかな親孝行がこの程度のものなのだけど、人生であと何回一緒に食事ができるか分からないのが年老いた親というもの。後悔しないように付き合いたいものだね。

我ながら美味かった。
めでたしめでたし