カレーノトリコ【それはそうと楽しんだ】2020カレー254448食目
2020.11.16


インド風カレー ¥1,000

チキン

▷15

▶︎それはそう(キャベツ煮干しキムチ) ¥200

ライス少なめ


毎度思う。カレーノトリコの前を通って行列がなかったら入ろう。そして、そのチャンスはそう多くはない。でも、全然ないわけでもない。店に入る時間がないのに、偵察して空いていたときなんかはあ、ちょっと悔しい気持ちで、仕方がない、自分には用事があると諦める。そんな日々を過ごしつつ、この日の夕方はカレーノトリコの席が空いていて、なおかつ自分にも用事がなかった。いや、用事がカレーノトリコなのだった。


店内入って、空いてる席へどうぞと促される。こんなことはなかなかない。「空いてる席」(=好きな席)だなんて、新鮮な響きなのだった。


ワクワクしながら座る。この時は、ご店主ワンオペで、水を出されながらも、注文を取りに来るのを静かに待つ。

支払客の対応をし、出来上がったカレーを出し、ひとしきりの仕事が片付いて注文を取ってくれた。


インド風カレー、チキン、この時点で既に優勝なのだけど、気分が乗ったので、正面のメニューにはないトッピング「それはそう」(キャベツ煮干しキムチ)を追加した。ライスはいつも少なめor半分だ。辛さは15辛を指定。前々回30倍、前回20倍としたけど、自分には食べるのが遅くなるほどに辛さが強かったので、今回は15を選択。結果、この15が自分にとってはベストの辛さだと認識した。


そして、ゆっくり待って出てきたカレーノトリコのインド風カレーチキン。



炒め揚げしたチキン。そして、まるでスパイスのスープを飲むみたいな旨味と刺激の詰まったカレーソース。カスリメティがふんだんに振りかけられて、独特の風味を放つ。何度も食べたのだけど、カレーノトリコに限っては、スパイスカレーなんて言葉で括ってはならないと感じる。最近では多くなったスパイスカレー屋の大半がインド料理の調理法に基礎を置くし、食べてもそれとわかるのだけど、カレーノトリコはインド風と名乗っても全く攻め口の異なる唯一無二の存在だ。何時でも楽しみなのである。


トッピングのそれはそう(キャベツ煮干しキムチ)は注文してよかった。間の味変あるいは箸休めのように楽しんでは、また舌を新たにチキンカレーを楽しめた。


いや今回も美味かった。

めでたしめでたし


カレーノトリコ

東京都千代田区神田鍛冶町3-5 一八ビル 1F

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