活性化酵素と失活酵素の見極めが重要です。
酵素は主にタンパク質で構成されています。タンパク質は熱を加えると固まる性質があるのは皆さんご存知の通りですが、酵素もまた熱によって変性するという特徴があります。熱による酵素の変性とはどういった状態のことかと言うと、"失活"のことです。
つまり酵素は熱に弱いということです。
人の体内にある酵素は約3,000種、自然界には数万種にも及ぶと言われ、今後も更に新たに発見されると言われていますが、現在発見されている範囲では低いもので50℃、高くても70℃までの熱であらゆる酵素が失活します。
同じように酵素も、加熱されるとタンパク質が変性(熱変性)し酵素が失活します。
タンパク質が固まる温度は、酵素が失活する温度と同程度です。加熱された食物には、活性化酵素は存在しないということになります。
ですので、「清涼飲料水」として販売されている酵素ドリンクには活性化酵素は含まれていないと考えて良いでしょう。
加熱しているかしていないかが、活性化している酵素かどうかを見分ける一番簡単な方法といえます。
最近、「酵素ダイエット」をよく見かけるようになりましたが、この方法は食事の代わりに酵素ドリンクを飲むというものなので、食事量や栄養素が不足するだけなので、減量成果が一時的には出るかもしれません。
ですが体に必要な栄養素が不足するので、脂肪よりも先に筋肉が落ち、代謝が下がるのでリバウンドしやすくなり、しかも太りやすい体になってしまいます。
キレイにやせるためには、必要な栄養素をしっかり摂り、筋肉を維持することが重要です。
食事の代わりに酵素ドリンクだけを飲むという方法はあまりおすすめできません。
しかも、酵素ドリンクには働きを失った"失活酵素"しか含まれていない恐れがあります。
体内をリセットする4つの食材
①白湯
白湯は、体内リセットにとても重要です。常温か体温より少し高い温度の白湯は体を中から温め弱っていた内臓の動きを活発にし代謝を上げてくれると言われています。
朝起きたら白湯をゆっくり飲みましょう!
食べ過ぎや飲み過ぎなどで胃腸の調子が良くない時、食欲がわかないときは、無理して食べずに白湯を飲んで内臓を休ませましょう。
食事の30分前に白湯を飲めば、食後の血糖値上昇を抑えることができ、痩せやすい体を作ることも出来ると言われています。ダイエットをされている方、食事制限しても痩せにくい方は毎食30分前に白湯を飲むことを心がけてみてはいかがでしょうか。
また、入浴前後に飲めば代謝アップや便秘解消に効果的とも言われています。
白湯の作り方はこちらから
②大根
大根は生で食べることで、消化酵素「ジアスターゼ」が糖質の消化を助け、胸焼けや胃もたれの改善に期待できると言われています。大根は食物繊維が豊富で、これからの季節には大根サラダとして生食しやすいと思います。最初に食べれば血糖値の急上昇を抑えるだけでなく、噛むことで満足感が出て食べ過ぎも防いでくれますのでダイエット中の方におすすめする食材です。
大根は、すりおろして時間が経つと酵素が壊れてしまいますので、大根おろしにする場合は食べる直前におろしましょう!また、加熱にも弱くので生食をおすすめします。ただし、大根は体を冷やす特性があるので冷え性の方や寒い日などは少量にするか?別の食材で酵素を摂るようにしましょう。
③小豆
小豆にはサポニンという成分が含まれており、中性脂肪やLDL(悪玉)コレステロールの働きを抑える効果が期待できると言われています。
おすすめは、炒って煮だした「小豆茶」です。小豆から溶け出したカリウムがたっぷりなので、食事で摂りすぎた塩分の排泄を助けむくみを予防してくれます。
甘く炊いた小豆=あんこは、水分を溜め込んでしまう砂糖が入っているので、せっかくの効果が得られなくなりますので気をつけましょう。
④豆腐
豆腐にはタンパク質の他にカルシウムやマグネシウムが含まれて、栄養豊富でなおかつ低カロリーな食材です。ランチなどで食べ過ぎた日の夕食、イベントごとで良く食べた次の日などは低カロリーで脂質が少ない豆腐をメインにしたお食事で体をリセットしましょう。
ダイエット効果を高めたい方は、これら4つの食材に野菜やきのこ類、海藻類を積極的に摂るようにしましょう。
目安は1食で両手のひら一杯分です。
さらに、運動を取り入れることがダイエットへの近道です。
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原田 有希子
《プロフィール》
・ダイエットカウンセラー
◆女性専門ダイエットスタジオAi
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