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呑気者のワタシですが

最近、気をもむことが多くて

ちょっと、疲れ気味。

お気に入りの美術館へお散歩に行くことにしたのだ。

ここは、前にも来たけれど

その時は自動車でぶーって、オットに連れてきてもらった。

しかし、その時多摩川を越えるのにえらい時間がかかったため

どんなにせがんでも、自動車で連れて行ってくんないの。

けちんぼうめ。(バチアタリ発言)

 

一人で行こうとしたのだが

ホームページを見たら 歩いていくと

住宅街を抜けるからちょっとわかりにくいかも~、

的な注記がしてあった。わざわざ、書いてあるくらいだから

これは そらまめ(スーパー方向音痴)は

一人で行ったら、スカンジナビアあたりに着くであろうことは

容易に予想できたので、オットをナビとして連れていくこととした。

写真は、随分先を一人で行ってしまうナビの後ろ姿である。

 

今回の目的は《曜変天目》ちゃんに 会いに行くこと。

 

曜変天目ちゃんとは

そらまめが愛してやまない

お茶碗の事である。

とってもきれいな宝物。

世界に3個しかないの。それが全部日本にあるんだけど、

今、三個とも 各地で公開中なのです。

 

仲良しのカズンさんがレポートしてくれたのは

滋賀県のミホミュージアムの展示→

 

静嘉堂文庫美術館には

稲葉天目という お茶碗が居ます。

前に見たときは 展示室の中だったり

国立博物館ではお客さんに囲まれて

押し合いへし合いで見るものだから

今回は期待していったのさ。

なにしろ、いつか、やってみたいと思っていたことに

近い展示だったからね。

 

そらまめがやってみたいこと。

それは、曜変天目ちゃんを 手で持って、自然光の下で

くるくる傾けながら 中のキラキラの宇宙空間を

堪能すること。

 

国宝だから、持たせてはくれないけど

今回は ロビーに ぽか~んと展示してあって

窓の光を浴びて まことに美しかったです。

お日様が雲に隠れたりしても 色合いが変わるし

時間がたつと また表情が変化するし。

あと、照明ではわかりにくかった、

外側の釉薬の 深みのある色合いにもうっとりしちゃった。

外側に 一個だけ、ぽちっと 油滴があって

それが勾玉か お腹の中の赤ちゃんみたいで

そのそばにふわーっと広がってる

虹の雲みたいな色もきちんと見えたよ。

はーあ。すてきだ。

 

本当は 今回の展示は刀剣の展覧会だったんだけど

そらまめ刀剣女子じゃないし、すでに女子でもないから

そっちは 素通りで 曜変天目ちゃんと2時間ばかり過ごしてきました。

贅沢だ―。

 

 

帰り道、こういう、

気持ち悪いのを見つけて

ひいひい、喜んだり

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ひいひい。

 

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こんなのバクバク食べたりして帰りましたよ。

(白和えじゃないよ。

おしゃれな人が食べる

フレッシュチーズだよ。

そらまめが食べると オシャレ感ゼロ。

突然白和えに見える不思議。

インゲンも人参もホウレンソウすら入っとらんのに)

 

 

あーあ。

くれないかなあ、

曜変天目ちゃん。ワタシに。

 

ご一考くださらない?

日本国ー。