もう少し、しっかり意識をさせながら

家事労働をしようと思った事件である。

 

よく、

あれれ?財布がないなあと思ったら

冷蔵庫から出てきたり

おやや?スマホが無いですよと思ったら

新聞紙の隙間から出てきますよね?


(出てきません!)

 

そういう 軽いおっちょこちょいは

しょっちゅうなので、驚かないんですが

昨夜、台所からちょび髭殿下(息子)の

悲鳴がきゃあああ!っと上がった。

ナニゴトかと行ってみたら

電子レンジの 扉に

でれどろ~~ん

と 不気味な焦げ茶色の粘液が流れ落ちている。

 

遊星から飛んできた物体X!

こわああああい!

 

「かーさん!物体Xではない。バナナだ。」

( ゚Д゚)<はあ?

「バナナの成れの果てだ。すげーバナナ臭」

( ゚Д゚)<そ・・・!

「そんなバナナって言おうとしてないで早く何とかして!」

 

5日前に購入したバナナを

うっかり お菓子籠に入れてしまってたのね。

お菓子籠などというものを作るから

間食が止められず でぶでぶにすぐなるのだ。

ああ、罰が当たった!

などと身もだえしている場合ではない。

電子レンジの輻射熱であったまって

バナナは信じられない衝撃的姿に変容していた。

使い捨て手袋で防御しつつ

まるっと廃棄。

バナナが高級果物であった昭和の時代なら

市中引き回しにあいそうな大失敗だ。

ごめん バナナ。南国果実の王でありながら、庶民の味方。

 

なんでそんな所に バナナが入り込んだのだろうと

記憶を辿っていったら、思い出したよー。

買い物に行って、バナナを買って帰って

バナナが大好物の 子どもたち(二人とも成人)に

食べられるのが嫌で おやつの時まで

見えないところにしまっとこう、と思って

籠に放り込んだんじゃー!

セコさと食い意地で 電子レンジが地獄絵図。

 

 

家事能力の低下が原因ではない。

 

窯変バナナ・・・。

お見せしたいが

あまりの衝撃度に自粛します。