それは、物語のある本ではなく、食べ物が描かれた絵本。
しかも。
食べ物は絵ではなく、実物の写真が載っている絵本です。
発達障害の子どもにスケジュールというか、予定を伝える手段として使われるのは、絵カード。絵カードはというのは、文字通り、イラストが描かれたカードなんですが、それを子供たちに見せて、何がこれから行われるのか、を伝えます。
イラストの内容が理解できるケースが多いのでしょう、特別支援学校の先生たちも、生徒たちにそれで、予定を伝えていました。
しかし、ウチの子どもの場合、それでは伝わっていなかったようです。それがわかったのも、今、療育を受けているところで、アセスメントを受けたからなんですが、それを知らされた学校の先生にとっては、ショックだったようです。
あと、これはウチの子どもの場合なんですが、行く場所の施設ではなく、人のほうが、理解しやすいようです。なので、ウチの場合、放課後デイサービス(今は行けてませんが)や実家に行く場合などは、スタッフや家族の写真を見せるようにしています。
そういうこともあるので、本を見ているといっても、本の何を見ているのか、どういうことに興味があり、何と何がつながっているのか、そういった目で観察してみるのも大事ですね。
1000万人の絵本ためしよみサイト|絵本ナビ