アメリカに入院して感じる医療のクオリティ | Minotake+ ミノタケプラス

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2022年8月に約6年の2回目のアメリカ駐在帯同、ボストンから日本帰任。これで人生15回目、結婚して7回目の引っ越し。お気に入りに囲まれ自分の身の丈に合った生活を目指しています。アスペルガー症候群の変人夫と高校2年生の男子と三人暮らし。料理とお菓子作りが大好き。

ボストンチルドレンズホスピタルは
全米屈指の小児病院です。
って事は世界屈指の小児病院よね。


手術後も本当に何事も手厚く、
「アメリカより日本の医療の方が
サービスも含めて優れていると思ってたけど
アメリカの方が格段に上だわ」
と感じてます。

ちなみに手術前の医師からの同意確認は
インターネット通訳が入りました。
これは間違いがあったら大変だから
通訳が必須らしい。
後は全て英語ですが、
きちんと私にも理解出来る様に
話してくれました。


ホント、アメリカの医療って進んでるわ。

まぁ、支払う金額も日本とは桁違いに
なると思うけどね。
こればっかりは請求書が来ないと
分からないからね。


日本の製薬業界で働いていた方が
「アメリカは日本の5倍、 
人手が掛かっている。
医療も全て5倍の人手が掛かっている」
と言っていた意味が良く分かりました。

沢山の人、それぞれの専門の人が関わり、 
そしてそれぞれにBillが発生していきます。
そりゃ、請求書も膨らむわけだ。



手術後はリカバリールームに患者と
もう一人泊まれます。
今回も勿論、私が泊まりました。


病室のこちらのソファーがベッドに。


やっぱり手術の後、子どもの側にいられると
私も安心します。

まぁ、術後は看護師さんか頻繁に
出入りするし、先生も朝早く6時とかに
診察に来るから、なかなか寝られないけど
側にいられるのが一番だよね。


食事のメニューは一覧から選んで
自分で内線でオーダーしてもいいいし、
ナースに頼んでもOK。
正にルームサービスです。




子どもと付き添い1人は無料らしい。
でも子ども用だから、量は少な目。
メニューはアメリカ的。
好きな物を食べるのが回復への
早道だよね。

1階のカフェテリアも一部は24時間営業。


リカバリー病棟の
冷蔵庫や冷凍庫には飲み物や
アイスがあって、いつでも食べられます。


入院患者だけのサービスなので、
パントリーのカギは
ナースステーションの前にあります。


痛みもしっかりコントロールしてくれます。
そして、処方された薬は個室の
モニターに全て映し出されます。


夜8時以降に病棟に入るには
タグが必要です。
病院の受付で写真付きの身分証明証と
入院患者の名前を伝えると、
病棟に確認してから
タグを作ってくれます。

セキュリティもしっかりしているし、
本当に治療に家族で専念出来る
病院でした。


治療、投薬と全てにおいて
しっかりした説明を受けました。
自宅安静があるので、
きちんと投薬の管理をするのは
親の義務。
その為の管理用シートなども
一緒に貰いました。


色々な所で患者家族のストレスを減らして
くれていると感じます。

スタッフ、ナースもみんなフレンドリー。
笑顔に支えられた入院生活で、
ここで手術を受けられたのは
ラッキーだったと。