片耳難聴対応のカンファレンス | Minotake+ ミノタケプラス

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2022年8月に約6年の2回目のアメリカ駐在帯同、ボストンから日本帰任。これで人生15回目、結婚して7回目の引っ越し。お気に入りに囲まれ自分の身の丈に合った生活を目指しています。アスペルガー症候群の変人夫と高校1年生の男子と三人暮らし。料理とお菓子作りが大好き。

ミドルスクールの1st trimester も
もうすぐ終わります。
先生方とのカンファレンスの時期です。
 
 
先日はうちの子の片耳難聴のレビューで
チーム担任の先生、
スクールカウンセラー、
タウンのヒアリングコーディネーターと
私の4人でZoomカンファレンス。
 
タウンのヒアリングコーディネーターは
うちの子が渡米した時からの
担当で、数年に渡って
子どもを見てくれている有難い存在です。
 
このコロナ前は
現地校にボランティアに行くと、
補聴器を使っている子が結構いて、
だからヒアリングコーディネーターが
いるんだと納得しました、
先生や学校の職員の方にも
補聴器を使っている方も何人かいます。
補聴器を付けた人のイラスト(男の子)
 
今回のミーティング、504 Planと言って、
特別の配慮を学校に求める権利です。
私は毎年レビューを受けて、
説明を受けたと署名をしてます。
 
 
具体的には、
うちの子の教育に携わる全ての人が
*補聴器用のマイクを先生が身に付ける事
*教室のドアを閉めて 
雑音が入らない様にする事
*聴こえる方の耳を先生の方に近づけたり、
席の配慮をする事
*分かるまで聴こえる方の耳の近くで
説明する事
を盛り込んでいます。
 
 
残念ながら、
エレメンタリーの5thの担任は
何度言ってもマイクを付けてくれず😤
教育の機会が失われた1年だったわ。
 
私からの何度もメールしたけど改善無し。
ヒアリングコーディネーターからも
ELLの先生からも何度も
補聴器を使う様に言って貰ったけど、
殆ど効果なしだったわ。
運が悪かったと思うしかないよね。
 
 
 
その日は朝からPCの調子が悪くて、
マイクが使えなかったりしていて、
再起動してもダメ。
 
ミーティングも私の声だけ届かず、
別のスピーカーを接続するのに
皆さんをお待たせしてしまいました😭
こんな時に限ってねー。
 
 
ミーティングそのものは和やかで、
クラスでの環境も見せてくれました。
 
聞こえる方の左耳が先生の方を
向く様に、教室の右先方の席。
近くには、RogerのFM補聴器用の
スピーカーも配置。
学ぶ為の環境はバッチリ👍
 
うちの子の英語力も上がったので、
理解も7th grade相当になり、
授業でも手を挙げたりしているから、
片耳難聴でもしっかりと理解していると。
 
 
渡米当初から見てくれている
ヒアリングコーディネーターは
「最初は口も開かなかったのよー😄」
って笑って言ってました。
 
もうね、最初は英語が分からない、
聴き取れないから貝みたいだったわ😅
親子でね。
 
こうして見守ってくれる方々のおかげで
少しずつ進歩をしています。
 
片耳難聴に対する配慮は
日本の小学校ではほぼ無かったけど、
こうして書面で残してくれたり、
先生方で情報を共有してくれると
やはり学習面は違うと感じます。
 
 
片耳難聴では生活には不便は無くても
学習ではやはり不利になる事があると
つくづく感じてます。
うちの子、ELLで片耳難聴だから
ダブルのハンディなのよね。