子ども達主催のFood Driveへ | Minotake+ ミノタケプラス

Minotake+ ミノタケプラス

2022年8月に約6年の2回目のアメリカ駐在帯同、ボストンから日本帰任。これで人生15回目、結婚して7回目の引っ越し。お気に入りに囲まれ自分の身の丈に合った生活を目指しています。アスペルガー症候群の変人夫と高校2年生の男子と三人暮らし。料理とお菓子作りが大好き。

Martin Luther King Jr. Dayの祝日から
近所の子ども達が
コミュニティサービスとして
Food Driveをしています。
 
これは家の中にある缶詰、
パスタなどの乾物、
未開封のシャンプーや石鹸、
未開封のキッチンペーパーなどを
集めて、シェルターなどの団体に
寄付をするもの。
全て未開封、未使用が基本です。

 
ご近所のメーリングリストで
Food Driveのお願いメールが来たので、
私も家の中を整理がてら
缶詰(賞味期限確認済)やら
パスタやらキッチンペーパーやら
詰め合わせて紙袋1つ分にして、
彼女たちの家の前に置いてある
クーラーボックスに入れました。
 
近所の子も丁度Food Driveに
入れに来ていて、
その子が持っていたのは缶詰1つ。
気軽にみんな貢献してます😄
 
我が家で使っていない物が
誰かが使ってくれれば嬉しいし、
やはりアメリカの貧困問題は根深い。
 
年末まで受講した
コミュニティカレッジからのアンケートでは
受講中の生活で困った事の中に、
・家賃が払えない
・家賃が払えなくて家を追い出された
・友達の家に居候している
・野宿している
という項目がありました。
 
食事に関しても
・今朝から何も食べてない
・昨日から何も食べてない
・数日食べてない
・この一週間食べてない
という項目もありました。

日本でこんな質問をされた事がないからね、
ビックリしますが、これが現実。

 
カレッジのFood Bankは24時間365日
空いています。
誰でも利用出来ます。
 
他の近所のママさんも
子ども達とFood Driveをすると
メールが来ました。

 
アメリカに住んでいると
コミュニティに貢献する事って
生活の一部なんだなぁって実感します。
 
 
アメリカの研究者ドナルド・E・スーパーが
提唱したライフ・キャリア・レインボーという
概念が好きな私。
詳しくはAll Aboutのこちらが分かりやすい。
 
この「市民」に該当するのが
コミュニティへの貢献。
日本ではちょっと馴染みが薄いけどね。
自分が住んでいる地域に貢献って
大人にとっても子どもにとっても
大切な事なんだなって感じてます。