れいわ新選組

皆さんこんにちは、大西つねきです。
「消費税はゼロが当たり前シリーズ」今回は第4回目、

 

 

財政均整的にあり得ない。
後編です前編後編で終わるかなと思ったら終わらずに、前回中編という形で、今回後編3回目ですね全体としては、4回目財政金融的にあり得ないとしては3回目、
そのポイントでは3回目という事になります。
 
前回何を説明したかというと、
あの、今のお金の発行の仕組み、最も根本的な事として、
今、信用創造というネ、
現代のお金っていうのは借金でお金を作っている。
でその借金にもお金にも金利がかかることによって、
お金と借金がずっと、無限に増え続けないと回らない
巨大な自転車創業の仕組みだっていう説明をしました。
で、あの~これ続くのかっていう、その疑問を前回呈したと思うんですが、
続くはずがないんですよ。
皆さんちょっと考えていただければ分かると思います。
そもそも、お金っていうのは実は何の意味もないものですね。
 
ただそれを交換するための媒介物でしかなくて、
そうやって借金でお金を作っているという事は、
今ほぼほぼ、紙幣ですら無いですね。
ただの数字でしかない。
意味があるのかというと概念でしかなくて、
何の意味もなくて、
で実際に何が意味があるかというと
それで交換できる実態価値こそが意味があって、
お金だけ増え続けても、意味が無いわけですね。
だけど、
「お金が増え続けるのと、無限に増え続けるのと同じように
実態価値が増え続けられるか?」
っていうとそんな筈が無いじゃないですか?
地球が一個しかないのに!
こう、お金と借金が無限に数学的に増え続けるのに合わせるようにして
実態価値を増え続けると、
地球が一個しかないなかで、そんな事をやり続ければ、
当然資源は枯渇して、勿論、人間だって、
そんなに無限に作り続けて売り続けるなんて事はできるはずが無いんですね。
ですから必ず止まります。
実際にもそれは止まってしまってるんですね
それはこの30年のデータを見ると一発で分かります。
これ、よく後援会でも見せています。
まずこのグラフご覧いただきたいんですが、これは1980年~2018年までのグラフです。
この青い線はなにかというと、これ、あの~前回前々回説明しています。
マネーストックM2要するに日本中の現金や、預貯金合わせて全部でいくらあるの?
要するにね、日本にお金はいくらあるの?
っていうそういうデータが、このマネーストックM2です。
 
これは1980年には200兆円足らずだったのが、
2018年には1000兆円を越えてます。
つまり、前回言った通り、お金と借金は永遠に無限に増え続けるって
その通りの事は実は1980年~2018年の間で起きているんですね。
まっすぐ右肩上がりで、お金は増え続けています。
じゃこのお金どうやって作っているかというと、これは勿論前回も説明した通り、
現代のお金っていうのは、誰かの借金として発行されています。
ですからこのお金を作ったのは借金です。
でこれが緑の線。
この緑の線はなにかというと、日本の銀行の民間に対する貸し出しの残高です。
で左の方1980年~1990年位を見ていただくと分かる通り
緑の線と青い線が平行して上がっています。
これは当たり前の話なんですね、
 
なんでかっていうと
借金でお金を作るわけですから、
借金が増えるのと平行してお金が増える
っていうのはこれは当たり前の話なんです。
 
これは勿論正常な平常運転の話です。
ただ、前回の疑問を呈したように、
これがずっ~と続くのかというと、続くはずがないんですよ。
お金と借金が無限に増え続け
 
結も、局それをやるためには銀行はず~とやり続けなきゃいけないんですが、
誰にそんなに貸し続けることができるのかっていう話ですね。
日本人ほぼ、1億3000万人~頭打ちでほとんど増えていません。
同じ人たちにたいして借金とお金を無限に増やし続けられるかというと
そんな事が出来る筈がないですよ。
「誰がそんなに、借りたいんだと、誰にそんなに貸せば良い(  -_・)?」だっていう話ですね
当然、勿論お金には意味がなくて、
それに対応する価値をどんどん作って売り続けないと、
お金だけ増えても意味が無いですね。
ただそれをやり続けるためには無限の経済成長が必要になりますが、
そんな事も続くはずがありません。
実際にどうなったかというと、
このオレンジの線
これが日本のGDPの数字なんですけれども、
ほぼほぼ横ばいになって経済成長止まってしまっています。
そうすると、勿論日本の銀行というのは貸す相手を見つけられない
借りたい人もそんなにいないわけですから、
ま、貸し出しは、一時的にかなり減っているんですね。
これはバブルが崩壊してから、
日本の銀行が不良債権処理をして、
それっから貸し渋りをして貸し剥がしをします。
そうやって、お金を貸さなくなると毎月貸してる分お金は減ってきますから、
新たな貸し出しが増えなければお金は減っていきます。
実際日本の銀行の貸し出しが減った分お金が減っている筈なんです。
実際にお金減っていないですね。
この青い線を見るとまっすぐ右肩上がりで増えていっています。
 
で、お金っていうのは誰かが借金をしないと発行されない仕組みですから、
じゃ誰かが借金をしたんだという事になります。
誰が借金をしたのかというと、
それがこの赤い線
その答えがこの赤い線これが、日本の政府の国債の残高です。
まさにこの緑の線が、青い線を支えきれなくなってから、これ必ず支え切れなくなります。
いくら民間銀行だからって貸し続ける訳にはいかない訳ですね。
それが無理になってから急激に上がっているのは、この赤い線。
日本の政府が借金をしてお金を増え続けてきた。
その方法は、ま、財政金融的にあり得ないの第一回目前編で説明した通り、
政府が税収以上の予算を組んで
その借金分を、国債を、政府の借用書を
銀行に買わせることによって新しいお金を作り出して
あのとき説明したのは、
「50兆円の税収にたいして、70兆円の予算を組んで、20兆円分政府の借用書を銀行に買わせて新しいお金を作って、合計70兆円使う事によって、50兆円税収最初の皆さんのお金が減ったあとに70兆円皆さんのところに戻ってくるっていう形で皆さんの預金を増やし続けて、
 
その20兆円の皆さんのお金が増える分と、政府の借金の20兆円が同じ金額なのはこれは偶然でもなんでもなくて、政府が借金をしてお金を作って皆さんに渡し続けてきた。」
それがこのグラフで見ると、まさにこの2000年代に入ってから、
この赤い線と青い線が平行して上がっていますよね。
これは政府が借金で皆さんのお金を作ってきっというその証拠です。
 
つまり、あの~何を意味しているか?というと
 
結局政府の借金で、皆さんのお金を作ったという事は、
今度は政府の借金を返したら何が起こったかという話ですね。
え~ これはあの~ 簡単です。
政府の借金が900兆円位で皆さんのお金が1000兆円位しか無い訳ですから、
900兆円の政府の借金を返す為に税金がいくら必要かというと、
皆さんの、税金がいくら必要かというと、900兆円の税金が必要です。
 
皆さんのお金が1000兆円しか無い中から、900兆円分税金をとってしまったら、
皆さんのお金はほとんど消えてしまうという事になります
 
ですから、この赤い線が、政府の借金のこのグラフのね、赤い線がゼロまでなくなるという事は青い線も道連れに皆さんのお金もその分消えてしまうという事になります。
 
ですから、
政府の借金を税金で返す何て言う事はもとよりその考え方は、
全く存在しないあり得ない選択肢だっていう事です。
ですから財務省が言っている政府の借金が大変だから、税金をあげなければいけない。
消費税の根拠になっているね、
え~税収が足りないからっていうその考えはそもそも全く間違っていて、
もし本気で政府の借金を税金で返そうものなら、
皆さんのお金は、ほぼ無くなってしまうという事です。
ですから、primaryバランスみたいな考え方も、
財務省がずっ~と言っていますが、あり得ないです。
プライマリーバランスを達成してしまうと何が起きるかというと、
お金と借金は増え続けなければいけないという今の金融システムのなかで、
必ず民間銀行の民間に対する貸しだしっていうのはこれは頭打ちになります。
無限にお金と借金をいくら
民間だからといって
増やし続ける訳にはいかないんですね
ですから、最終的に政府が借金をしてお金を増やし続けなければ、
今の金融システムは成り立たないだっていう話なんです。
ですから、結局ね、
最近になってMMTみたいなモノが出てきたのは何かというと、
結局この状況を見ればこの仕組みを理解すると、
当然最終的には、どの国でも
お金と借金政府が借金をし続けてお金を発行し続けなければ、
今の金融システムそのものが崩壊しますよ
っていう事を、ま、単に認めているに過ぎないのが、MMTです。
それは良いか?っていうと全く別の話で、
これを続ければ良いという話には僕はならないと思っています。
 
少なくとも、MMTのひとつの功罪の功の部分ね、
功績っていうのは何かっていうと、
今までの財政金融の中が如何に根本的に間違っているかという白日の下に曝す、
その効果があるんじゃないか?と思っています。
ですから今回のその、「消費税はゼロが当たり前」その根本にある考えの、
政府の借金が大変だから
税収をあげなければいけない
税金をあげなければいけない。
消費税をあげなければいけない。
その根拠がそもそも考え方そのモノが根本的に間違って
財政金融的にそんな事はあり得無い
っていう。それが、最も大事なポイントです。
これを理解すると
如何に今の政府がやろうとしている事、
それから、ま、政府に押されてね、あの~ちゃんと反論できない。
野党も含めて、議論の土台が如何に脆弱か?
っていう事が分かっていただけると思います。
ですから、「消費税はゼロは当たり前です。」
何故か?っていうとそもそもその根拠担っている政府の借金が大変だから消費税をあげなければいけないっていうその、論議が、全くぐずぐずのどうしようもない論拠だという事ですね。
ですから、「消費税はゼロにできます。」
あの~、しなければいけないんです。そういう税金だっていう事です。
という事で「消費税はゼロが当たり前シリーズ」第4回目ですね。

次回また、この話続けたいと思います。

 

大西恒樹

「れいわ新選組」の大西つねきでした。

=~=書き起こし BY ヒカル=~=

 

 

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(*一部省略しています。書き起こしは時間がかかるので、誤字・脱字・変換ミス等はご容赦ください。「校正」より、記事のUPや 書き起こしに時間使っていますご理解ください。)