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小倉山 峯のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ (をぐらやま みねのもみぢば こゝろあらば いまひとたびの みゆきまたなむ) |
貞信公 (ていしんこう) |
拾遺集雑秋1128 |
みかの原 わきて流るる 泉川 いつみきとてか 戀しかるらむ (みかのはら わきてながるる いづみがは いつみきとてか こひしかるらむ) |
中納言兼輔 (ちゆうなごんかねすけ) |
新古今集恋一996 |
山里は 冬ぞ寂しさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば (やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける ひとめもくさも かれぬとおもへば) |
源宗行朝臣 (みなもとのむねゆきあそん) |
古今集冬315 |
心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花 (こゝろあてに をらばやをらむ はつしもの おきまどはせる しらぎくのはな) |
凡河内躬恒 (おほしかふちのみつね) |
古今集秋下277 |
有明の つれなく見えし 別れより 暁ばかり 憂きものはなし (ありあけの つれなくみえし わかれより あかつきばかり うきものはなし) |
壬生忠岑 (みぶのただみね) |
古今集恋三625 |