緊急災難支援金を地元で使う江原道知事

韓国で5月11日から申請が始まり、支給されている緊急災難支援金。

韓国では現金ではなく、地域で使える支援金としてクレジットカードに入金されるか、地域商品券として受け取るかという方法となります。

この支援金を利用して、地域経済を復興しようと、江原道の崔文洵(チェ・ムンスン)道知事が『緊急災難支援金スリーGO(助けて・活かして・分け合って)キャンペーン』に乗り出しました。

崔知事は5月25日午前、道庁の職員とともに春川市(チュンチョン)の行政福祉センターを訪問し、緊急災難支援金を商品券で60万ウォン分受け取りました。

そしてそのまま道庁の公務員200人余りとともに春川の中央市場を訪問し、市場の随所を回りながら、Tシャツをはじめパジャマ、靴、枕、帽子などを次々に購入しました。

崔知事は市場近くの薬局も訪れ、育毛剤まで購入して注目を集めました。

「これまで買いたかった脱毛治療薬も買いますよ。せっかくですから妻に気兼ねせずにバンバン使います！！」と宣言。

しかし訪れた薬局の薬剤師の方が髪が薄いのを見て、「ちょっと信頼できないなぁ」と述べるユーモアも！！

崔知事は「普段買いたくても、買うことのできなかった物を災難支援金で購入できるのは気分がいいですね。是非皆さんにも地域経済活性化キャンペーンに参加いただき、緊急災難支援金を積極的に地域での消費をお願いしたい。」と述べました。

崔知事をはじめ、大勢の公務員の伝統市場訪問は、コロナウィルス事態で直撃弾を受けた地域内の市場に、久しぶりに活気をもたらしました。

気さくな道知事で、江原道は明るく復興していきます☺️

(記事引用元　江原道民日報　http://www.kado.net/

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