25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

ロシア人の客 

2019年07月17日 | 旅行
 酒を飲むのにやはり水も脇に置いて飲まないといけない。たとえビールでもそういう気がする。飲んでいるのはアルコールである。肝臓や腎臓に助っ人の水を供給しないといけないと思う。昨晩はよく飲んで、よく食べた。それで水を時々飲むのを忘れていたら、酔いもきつく、家に帰ってからまず水を2杯飲み、録画してあった「大相撲」を見ながら「あくび」をして何度も酸素を取り込み、あくびを無理やりだすこともできなくなるまでやったら、ちょうど録画したテレビ2時間が終わった。これでしっかり寝れば、朝の辛さはずいぶん減るだろうと思った。が、翌朝そうはいかなかった。からだがしんどい。深酒の翌日でも夕方になると元の体調に戻っていて、また酒を飲んでしまう。

 昨日は公民館で「よもやま話の会」があり、それに出席し、ロシア人の若者4人が貸別荘に宿泊するので、要領を得ないだろうから、と買い物まで付き添った。なにせ、尾鷲から八鬼山を超え、三木里に入って泊まり、また翌日三木里から賀田まで熊野古道を歩き、そして曽根まで歩いたのだった。14歳の女子、16歳の男子、45歳の男子、ぼくとの連絡役をとったアナという31歳の女子。アナは18歳にしか見えない。小柄な超美人だった。香港に移住して今度は香港から日本に移住したのだそうだ。失礼なような気がして根ほり葉ほり聞けない。
 香港にいたから英語ができた。だからスムースにコミュニケーションがうまく行った。

 熊野古道は美しい、と何度も言っていた。以前オーストラリアからパトリシア夫妻が来たときも熊野古道は素晴らしいと連発していた。アンはハバロフスクの出身。パトリシアはカンガルー島。そりゃあ、そうだろう。ハバロフスクは広いだけだ。近代西洋の都市である。カンガルーも渓谷のあるような島ではない。
 熊野古道は大昔の歩くだけの生活道路である。石畳があり、休息する場所があり、ときに美しい海の風景も出てくる。古道の両脇は樹木が生い茂っている。巡礼だと言っていた。若いのになんとも、好奇心からか、巡礼心というものがあるとすれば、何に対する?などと話しを聞きたかったがぼくの役目は買い物の付き添い、釣り用の仕掛けと餌の助言だったので、時間もなかった。
 久しぶりに英語を喋ったので、頭が少々疲れた。その上に酒だった。岡田さんは変わらず元気であり、気迫が前に出ている。


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