戸倉上山田温泉の良き時代と言えば、昭和30年~50年代でしようか。日本の戦後復興・高度経済成長期に当たり、日本全体に活気が漲っていました。当温泉も団体客を中心に大賑わい、旅館の建物も施設も大型化し充実しました。戸倉上山田温泉と言えば、当時、近県の間では有名で人気の温泉でした。
こんな景気の良い時代には先進的な施策を実施する傑物がいました。温泉のシンボル城山の山際にホテルを持ち、周りにはプール・ボーリング場、城山には植物園・動物園・博物館等を設け、そこに向かってのロープウエイも設置しました。どれも小型のものでしたが当時の先端を行くものでした。その後の不況でホテルは倒産、施設のほとんどが無くなりました。
長期的方向性の中で、官民一体で、この様な施設・考え方を維持し発展させていけば、当温泉も今では勝ち組になれたのではないかと残念です。
前説が長かったところですが、上記の良き時代から残されている素晴らしいものを紹介します。戸倉上山田温泉本通り沿いにある建築物です。
天井画
一部雑然としているけれど、素材は素晴らしい。上手に活用出来れば、温泉活性化のツールとなるでしよう。温泉の中にはまだまだ素晴らしいものが有るんじゃないでしようか。無視されて素晴らしいものが無くなっていくのは悔やみきれません。
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珍品?貯金箱の紹介。珍しい大黒姿のフクロウ貯金箱、厚手で重く、丈夫で、しかも丁寧に作られ見栄えがよい。何となく愛嬌があって癒されます。こちらもご覧ください。https://blog.goo.ne.jp/chokinbakokan/e/02dc3d43affccdd4e5a059105ba50f8d
当館閉館、詳細はこちら。https://blog.goo.ne.jp/chokinbakokan/e/26aa6923a70ef0554758c14b246db25ahttps://blog.goo.ne.jp/chokinbakokan/e/26aa6923a70ef0554758c14b246db25a