虚構の世界~昭和42年生まれの男の思い~

昭和42年生まれの男から見た人生の様々な交差点を綴っていきます

ガラスのジェネレーション

2020-04-07 12:47:03 | 小説
自分は力があると思っていた

努力すれば何でも手に入ると思っていた

美人な女性とは、いつでも手に入ると思っていた

つまらない大人にはなりたくないと思っていた

あれから30数年が経過した


努力しても手に入らないものがたくさんあった

綺麗な女性が近づいてくるときは、自分に何か怪しげな
ものが胡散臭く漂っていたときだけだった

つまらない大人になったが、つまらない大人になることの
難しさを感じながら必死に作り笑いをしながら生きている

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