虚構の世界~昭和42年生まれの男の思い~

昭和42年生まれの男から見た人生の様々な交差点を綴っていきます

持て余す時間

2020-01-14 12:04:53 | 小説
正月、三連休と多大な時間と暇が心に突き刺さる

元来、余暇はギャンブルや女性との時間に
費やしていた若い時代を送っていた
自分にとって、その両方を辞した
先般は空虚な時間が過ぎていく
情けないものだ


ギャンブルや女性との関係を32歳で
絶ち、自分はひたすら出世を目指し
仕事に没頭した

年間300日以上は常に出社している


この三連休も毎日午前中はたいした
用もないのに会社に存在して、時間を
ただ消費していた

そう考えると会社がなければ
自分の行く場所は皆無に
等しいのであり、この先、退職後の
ことを考えると、孤独で抜け殻の
惨めな自分を想像することは容易な
ことである

つくづく不器用な人間だと
自分が実感している

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