先日の記事で土浦市東崎町の鷲神社の事を記事にしましたが、その鷲神社の記事で驚くべき事実が解りました。

正確に言うと、数年前に書いた『鷲神社(鷲宮神社)とじゃかもこじゃん』という記事なんです。

Wikipedia(ウィキペディア)の『鷲宮神社(曖昧さ回避)』のページの中にある「脚注」の所に、『鷲神社(鷲宮神社)とじゃかもこじゃん』の記事のURLが貼り付けてあったのです。

自分では大した事を書いた記憶が無いのに、何故にWikipediaにリンクが貼られているのが謎というか驚きが隠せません。

下の文章が上記で書いた『鷲神社(鷲宮神社)とじゃかもこじゃん』の記事の内容です。


═════════════════════

土浦郵便局近くの交差点の斜め通りを駅方面に進み、十字路を東に曲がると発電所の正面に『鷲神社』があります。

鷲神社は本通りから外れて、東崎町の狭い路地を通っていくので、少し解りにくい場所にあります。

鷲神社は土浦市でも古い集落である『東崎町』の鎮守様であり、祭神は農耕の神様の『 天日鷲命(あめのひわしのみこと)』です。

鷲神社は『鷲宮神社』とも呼ばれ、地元の東崎町では『鷲宮神社』の名称で呼ばれているようです。

東崎鷲神社の創建は社伝では鎌倉初期と言われ、境内には永禄7年(1564年)の古碑や力石等の文化財があります。

鷲神社の鳥居と参道↓



鳥居の右側に見える茶色の建物が社務所になります。

拝殿の正面です。



拝殿を斜めから。



鷲神社の本殿がコチラです。

本殿には見事な細工が施されています。


拡大すると解り易いですね。




拝殿の横には木板に絵画が書かれていますが、板が何枚か外れている上に絵が消えかかっているので、何が書かれているか少々解り難くなっています。



本殿の斜め後ろには弁財天の社と池があります。



弁財天と池のすぐ側には力石が3つ並んでいます。

昔は鷲宮神社の力石も、不動院の力石同様に力比べに使われていたようです。



境内入り口付近にある神社名の書かれた石碑↓




鷲神社では旧暦の1月15日には 『じゃかもこじゃん』という祭りが行われていました。

じゃかもこじゃんの名前の由来は境内にあった千手院の念仏講の鐘と太鼓の音が、「ジャカ・モコ・ジャン」と聞こえた事から、この名称が付けられました。

じゃかもこじゃんの名物になっている味噌おでんを食べると、風邪を引かないという言い伝えがあるそうです。

自分は実際にはじゃかもこじゃんを見た事が無かったので、Googleで検索して調べた所、じゃかもこじゃんの味噌おでんは、串刺しにした『里芋』と『こんにゃく』が2本『焼き豆腐』が1本の計5本に、『味噌』がセットで1パック500円で販売されていたようです。

自分もじゃかもこじゃんを見に行きたかったのですが、どうやらもう見る事は無理っぽいです。

何故かというと、上記で 「『じゃかもこじゃん』という祭りが行われていました」と書きましたが、何故「行われていました」と過去形で表記したのかというと、1月月末に鷲宮神社児童公民館にじゃかもこじゃんの関係者を集めて協議した所、じゃかもこじゃん関係者の高齢化及び後継者不足が理由で、今年から『じゃかもこじゃん』が開催取り止めになったそうです。



═════════════════════

鷲神社
茨城県土浦市東崎町4-31