記録的な暖冬な今年の冬でござんすが
それ以上にコロナ騒動でえらいこっちゃやわね。
 
仏国もジワジワからドーンと感染者が増え続けとるし
日常から非日常に変わるのはいつだって一瞬のこと
 
 
 
 
今のところ、ワタクシが住まふ地域圏では感染者は出とりませんけれども
まあ、時間の問題でっしゃろ。
そしてまあ、予防には努めるにしても
もう自分が感染しておる(やも知れぬ、だがな)という想定の元にどう行動するのか
妄想シュミレートくらいはするべき時節に入ったんちゃうかなと。
そう言う覚悟もしつつ、状況を見る方がこの先も冷静でいられる気がするわ。
 
ワタクシが感染しない保証など何処にもおへん
そして感染源にならぬ絶対の保証も同様に
ウイルスがこれだけ爆発的に広がったのも、自分が感染したりさせてる自覚がなかった人たちからやったわけやし(不可抗力とはいえ)、こんな時勢でも移動して色んな国の人間と接触せねばならぬ人(うちのオットとかな)は家族も覚悟を決めんとあきませんわ。
 
こう言う時こそ
免疫力上げて、風の流れるがままに枝垂れ柳みたいにしなるの。
そしたら逆風が吹いても折れることはない(かもな)
 
さて、
仏国でもマスクやら消毒アルコール系がすっからかん在庫で
仏国政府がマスクを管理したり、消毒アルコールの上限価格を法で決めたりされとりますの。
 
もう数日前から消毒ジェルもアルコールも棚から消えておるので
今の在庫が無くなったら、得意のサバイバル対応で乗り切ろう思いますわ。
 
と言うことで
本日は消毒ジェルもどきの話よ
 
 
ジャポンのサイトで見つけた方法と→こちら
仏国のマダムたちの間でシェアされておるレシピを同時にアップしまっさ。
 
ジェルの方は(ワタクシは2倍量で作っとります)
○キサンタンガム   0.7g
○精製水     40ml
(こちらを最初に混ぜる。めっちゃダマになるので気合を入れたし)
○グリセリン    5ml
 
○無水エタノール 50ml
○ティーツリー精油 5ml
(この二つを混ぜておいてから最後に入れるとよろしいよ)
ワタクシはミントとオレンジのアロマも更にブレンドして入れたったざます。
ティーツリーが苦手ならオレガノやラベンダーも抗菌作用がおますえ。
 
ちなみに全世界的に絶賛売り切れ中の消毒アルコールや無水エタノールの臨時即席代用としてブロ友のみぬぅさんも上げておられたリステリンでどうでっしゃろ。
(リステリンの原型は、産業革命(18世紀半ば~19世紀初め)中の英国で、負傷した労働者らの治療のために開発された消毒薬らしいし、とりあえず何にも無いより全然マシ)
 
グリセリンはビオ系スーパーやアロマオイル専門店などで買えるし
キサンタンガムはネットで購入出来るんで仏国在住でも材料確保は問題ないと思う
 
 
 
 
 
んで
仏国の自然派マダムたちの間ではこれは定番のアロマジェルざます
 
30 ml分目安

アロエベラジェル:25 ml(大さじ2)
消毒用アルコール70° 或いは90°アルコール:5 ml(小さじ1)
植物油:オリーブ、アーモンド、ホホバなど:5ml(小さじ1)
アロマオイル
ティーツリー10滴+ラビンツァーラ(またはラベンダー):5滴
 
容器にアルコール(リステリン)、次にアロマエッセンシャルオイルを注ぐ。
よぅ混ぜてから次にアロエベラジェルと植物油を加え、これまたよく混ぜてボトルに移すだけ。
こちらはジェルいうよりローション的な感じ。
どちらも防腐剤入っておりませんが、アロマエッセンシャルオイルが自然の抗菌防腐効果を発揮してくれるという考え。
まあ出来るだけ早めに使い切り、都度自家製する方がよろしゅございませう。
 

 
 
無いものは、それなりに代用とか作れることも多々ありんす。
トイレットペーパーとかコメとかは大作すぎて無理としても
代用は小さな脳味噌をひねれば、悲観的になる程でも無い段階やし
トイレットペーパーが無くなったら、新聞紙で耐えてみるのもネタになりそうやし
(長引くとツライな)
コメがなければパンを食べるがいいわ、とアントワネット様になってみるもよし
小麦がなければ豆があると言い聞かせるとか。
いっそ糖質オフダイエットを兼ねたつもりで乗り切る発想で行くとか
↑あくまでも我が家における想定の話で誰に押し付けとる訳でもござらぬ故いちいち反応せぬ様に
 
ニュースではあっちの棚でアレが無くなった、こっちの棚でそれが無くなったとか書き立てますけれども(どの国でもな)
ワタクシの周りではまだ殆どのスーパーで物が有り余っておるレベルざます。
今のところ、そういう兆候の気配があるっぽいのはディスカウント系スーパーの一番安価なPBブランド類らしいけど、これも感染者がパーっと出だしたらどうなるのかわかりまへん。
 
アジア系スーパーで中国人が買い占め(買い溜め?)しているという「他人が発信している噂」は真に受けるより話半分で十分かもよ、とワタクシは思うんですよ。
確かに中国人といえば爆買いイメージやけど、トイレットペーパーをスーパーの棚から瞬く間に消した日本人もアジア圏外からしたら目糞鼻くそで、商品買い占め行為といえばアジア人の御家芸くらいに思ってるやも知れぬ。
その目撃者は日本人を見たって中国人と思っとる可能性もあるやん。
結局コロナ由来のアジアン差別騒動も国籍を問わず(ある意味そこは雑に平等やな)この発想で起こってるわけやし。
 
 
んで、
こんな世界中が難儀な時にアジア人同士が差別しあったり優劣つけて揉めてる場合ではござーせん。
結局今ヨーロッパでアジア人をコロナ呼ばわりして差別し暴力沙汰を起こす人の大半は残念ながら被差別者層である事も少なく無い感じやん。
まさにコロナで人間性が根本から試されている気がするでござるな。
差別する側にもされる側にもなりとうないね。
 
 
 

コロナ憎んで人を憎まず♪

 

 

はて
万が一自分が感染者になっても、免疫力で最悪の事態を避けられるようにしたい所
そして自分が知らぬうちに他者に感染させぬように気をつけたいもの。
実際はどんだけ気をつけても防ぎようが無いねんやろうけれども、
ぶっちゃけウイルスよりも人間の負の面が剥き出し全開になるのを見る方が怖いわ。
 
こんな時は、せやね
良寛さんを思い出そか
 
災難に逢う時節には災難に逢うがよく候
死ぬ時節には死ぬがよく候
これはこれ災難をのがるる妙法にて候
 
その時自分ができることをとにかくやるしかおへん。
その上であるがままを受け入れていくが如くの枝垂れ柳戦法
悲観的では無く、恐れるのではなく畏れることは大事。
 
 
そういう意味でも自家製手ピカジェルもどき作りはええかもしれへんわ。
ジャポン版のレシピでキサンタンガムと水を混ぜる際に、めっちゃダマになるので必死で混ぜ溶かさんとあかんのですけれども、
アレは無心になれるトレーニングになるかもね。
キィキィしながら作ったらシンドイと思うんで
開き直りでええから笑顔でおきばりやす。
 
 
ご拝聴、おおきに