東京のお花見の人々の風景、大きなイベントの開催、海外旅行帰りの人達が空港の検疫に並ぶ長い列…

仕事や用事でやむを得ず動く事は誰でもある。

自分も毎日外に出ているから、いつどこで何があるかはわからない。でも、気を付けられることはなるべく気を付けて、自粛できる事は自粛する。もし何かあっても、後悔しないようにしたい。


やむをえない、努力はしていたけど感染してしまったと思えるか、やっぱり止めておけばよかった、と後悔するか。結果は同じでも。どうせかかるなら一緒じゃないか。と思う人もいるかもしれないが。

こんな時期に海外に旅行に行く事に不安はないのだろうか、感染してもいいやと思えるのだろうか。

わざわざウイルスの運び屋になる可能性を選ばなくてもいいのになあ、と感じてしまう。
MIZUHO319005

昨日は、綺麗な袴姿の女性を見かけた。

国立大学の卒業式が行われる日だったそうだ。中止になったが、個人で晴れ着を着て学校で写真をとったり、別れの挨拶をしたりしたらしい。

結構そういう学生さんが多く、学校の周囲は、まるで式の後の様にスーツや着物姿の晴れやかな学生さん達にあふれていた。

入学式も中止になっている様で、残念な事だ。

やはり、若い人達の希望あふれる晴れ姿を見るのは他人事でも嬉しくなるし元気を貰える。

知り合いで、ちょうど森友問題の最中の時期に、財務省に就職が決まった学生さんがいた。
凄いな、エリートだなと思っていたら。1年で辞めてしまった。あの改竄の時期で、「このままいたら病んでしまう」とボロボロになって帰ってきたそうだ。

新人だったし事件には関わっていなかったと思うが、たまたま職場との相性が悪かったのか、外にはわからない心労があったのだろう。

電通の過労死事件でわかったパワハラ体質など、命が奪われる位ならどんなに有名な会社でも、内定をとる為にどんなに就活が大変だったとしても、そこから逃げて自分を守るべきだと思う。

我慢は必要だが、我慢の質による。

晴れやかな笑顔の卒業生達を見ながら「この笑顔が永遠に続きます様に、彼等に明るい未来が開けますように」と心の中で祈った。