句作その136…鬼やんま | まりんぼったの独り言

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ヨウムのまりん(2000年生まれ)との日々…
笑ったり、怒ったり、ひたすらにぎやかな日常の中で、私(なまちゃん)の日々も流れて行きます。
調子に乗って、俳句、短歌、川柳、小説なども。
秘境に1人暮らしをしている母も92歳になりました。




 鬼やんまホバリングして吾を見つむ



 季語……鬼やんま……秋


 トンボが好きだ。
 
 分けても鬼やんまには目がない。

 もちろん食べるわけじゃない。

 緑色の複眼、黒と黄色の縞模様。


 何よりスイッと飛んで来るときの存在感。

 ぞくぞくするくらい好きだ!


 けれども、鬼やんまは私の好意なんて

 知ったこっちゃない。

 熱い眼差しで見つめても、知らんぷりで

 通り過ぎていく。



 十日前、秘境の庭に飛んできた鬼やんま。


 静止画のように、私の前でホバリング。
 
 緑色の眼で見つめてくる。

 つかの間、時が止まった。






 鬼やんまの画像がないので、まりんの
 最新画像です。
 暇さえあれば羽根づくろい。
 今朝は、真紅の尾羽根をスルッと抜いて
 「まりちゃん!勿体ないでしょ!」
 思わず声が出ました。