句作その290…竈馬(かまどうま) | まりんぼったの独り言

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ヨウムのまりん(2000年生まれ)との日々…
笑ったり、怒ったり、ひたすらにぎやかな日常の中で、私(なまちゃん)の日々も流れて行きます。
調子に乗って、俳句、短歌、川柳、小説なども。
秘境に1人暮らしをしている母も92歳になりました。




 マダラカマドウマ命名したる人見たし


 味噌蔵の闇の主かや竈馬


 垂直の壁を塒(ねぐら)や竈馬


 季語……竈馬(かまどうま)……秋


 昨年もカマドウマの句を詠みました。

 カマドウマは見た目がグロテスクで、
 住んでいる処も暗くジメジメしている
 ので、正直好きではありません。

 それどころか、味噌蔵(今は漬け物蔵)の
 壁にズラーッと、何十匹も止まっている
 姿はおぞましい限りです❗


 でも、それってカマドウマには何の罪も
 ないことですものね❗

 後肢が矢鱈に長くて、翅がない上に、
 体はエビのように曲がって、おまけに
 名前がマダラカマドウマ❗

   きっと神様が悪戯心を起こされたので
 しょうね。


 そんな竈馬だけど、秋の俳句の世界では
 なかなかの句材になるのです。

 
 カマドウマさん、いろいろ悪口を言って
 ごめんなさいてへぺろ


 



 まりん君、目薬の空き瓶(プラスチック)が
 大のお気に入り♥


 



 カジカジカジカジ、かじるのを止めま
 せん。
 その熱心さ、他で発揮してください❗