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『戦慄のタケミカヅチ』!!

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「構わん」
 
 
 

タケミカヅチはそう言い残すと、

 

天鳥船に飛び乗った。

 

 

 

 

 

船は一瞬にして姿を消し、

 

着いた先は、


コトシロヌシのいる美保の岬。

 

 

 

 

 

 

 

 

のんびりと魚釣りをしていたオオクニヌシの息子

 

 コトシロヌシのもとに、

 

突如として巨大な船が、


空一面の黒雲と雷を従えて現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コトシロヌシ「な、な、な、なんだ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

驚くコトシロヌシに、

 

オオクニヌシの時と同じように、


威圧感たっぷりにタケミカヅチが現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タケミカヅチ「そなたがコトシロヌシか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

コトシロヌシ「は、は、っは…!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

突然の出来事に、

 

心の準備も何も整っていなかった、


コトシロヌシ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのオオクニヌシですら圧倒されたタケミカヅチの威圧感に、

 

腰を抜かしそうになってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勝負とは準備こそが大切である。

 

戦闘準備。

 

心の準備。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コトシロヌシは、

 

あまりにもそれが整っていない状態だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

コトシロヌシ「ヒィッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思わず情けない声が出てしまった。

 

 

この時点でもう勝敗は決した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後はタケミカヅチはゆっくりと、

 

そして丁寧にコトシロヌシに語りかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タケミカヅチ「我は高天原からの使者タケミカヅチ。

 

この葦原の中つ国を、

 

アマテラス様のご子息に委任するという天の意向について、

 

そなたの考えを聞かせてもらいたい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コトシロヌシ「わ、わ、わ、わ、私は!!構いません!!構いません!!と、思います!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言うとコトシロヌシは後ろ手に柏手(かしわで)を鳴らし、

 

その姿を青い柴垣の中に隠してしまった。

 

 

相当怖かったのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その姿を見届けて、


タケミカヅチはゆっくりと目を瞑って思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タケミカヅチ「(せざるを得ない勝負というのは、勝っても後味が良くないものだな…)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして彼は再び天鳥船に飛び乗って、

 

オオクニヌシの待つ稲佐の浜へ向かった。

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