2020年11月28日(土)
最初で最後の大イベント
☆東京で開催決定☆
空けておいてくださいね。
※イベントの詳細は随時発表します。
そして
最新刊
『まんが 萌え古事記』の、
出版にあたって☆
今再び、
3年前の、
古事記の世界を巡る旅を振り返る、
『スサノオと日本の神を巡る旅』、
同窓会☆
こちら☆
あ「コトシロヌシさん、
そして、
タケミナカタさんこと、
アマツミカボシさんのご兄弟さま、
お久しぶりです☆」
君が僕らのとこ来てくれたのも、
もう1年半ぐらい前か~。
あっという間やな~!」
アマツミカボシ「………」
あ「『スサノオとタケミナカタの真実を巡る旅』も、
そんなに前ですか。
でもそろそろ、
旅に出たい欲が、
出てきています」
コトシロヌシ「うん、そやなぁ。
やっぱり旅はええよ、旅は。
風を感じて、
陽の光を浴びて、
いつもと違う場所に出て、
違う空気を吸ってな。
そうして、
生きていることの喜びを噛み締める。
楽しみなことやんか」
あ「はい、
ありがとうございます」
コトシロヌシ「それに全国の神々も、
君がこうして取り上げてくれることで、
多くの人にその存在が伝わるから。
喜んでるんちゃうかなぁ。
なぁ?」
アマツミカボシ「……。
…そうだな…」
コトシロヌシ「それは、
僕らも同じやしなぁ。
元々は、
弟も諏訪の地から、
出られへんかったわけでな。
それが去年は、
神在月の出雲にも、
連れてってもろて」
あ「とんでもございません。
出来ることを、
させて頂いているだけで…」
コトシロヌシ「まぁあんまり、
肩ひじ張らんとな。
君を見てたらどうにも、
あれやこれやと、
考えすぎるところがあるから。
責任感があるのはええことやけど、
それに縛られたらあかんで。
続けていけばいくほど、
色んな考えなあかんことも、
処理せなあかんことも、
多いんやろうけど。
本来的には、
あれぐらいがちょうど、
ええんちゃうか?(指を指す)」
アマツミカボシ「………。
そうだな。
歯を食いしばって、
苦しみながら進む姿など、
誰も見たいとは思わない。
誰かのためにというのも、
悪くはないだろうが、
まずは、
自分のためにと思って、
進むことも悪くはないだろう。
それが結果的に、
誰かのためになる」
なんか、
ええこと言っとるやないか、
このおもしろ兄弟が!!」
あ「(いや別に、
おもしろ兄弟ではないやろ。笑)」
ス「まぁ、
もっと言うたってくれや。
最初のお前はそんな考えすぎては、
なかったってな。
勢いだけで進めることが、
良いことだって時にはあるって」
コトシロヌシ「…でも、
そうやねんけど。
なんか彼の後ろに、
ある神が訴えてる力を、
感じるけどなぁ」
アマツミカボシ「…同じく…」
あ「ある神…?
それは…?」
コトシロヌシ「ごめんなぁ。
僕ら神は直接的な答えは、
言われへんねんけど。
まぁでもいずれ、
分かると思うわぁ。
君が何年も前から、
取りかかろうとして、
なぜか、
取りかかれてこなかった、
あの美しくも、
儚き、
『神』のことやわ」
…。
……。
………。
…………。
コトシロヌシさんの言葉は、
一体何を、
意味しているのだろうか?
思いもがけない、
過去を振り返る時間が、
新たなる未来への扉を、
開こうとしていた。
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