嫌なものは見ない

長い梅雨が終わったと思ったら今度はひたすら暑い日が続き、すっかり生気を失ってしまいました。
そのせいでブログの更新どころか何もやる気がおきず、ダラダラとネットニュースを見続ける日々が続いていましたが、ふと思いました。このネットニュースを見続けるという行為がさらに生気を奪っているのではないか、と・・。

暇なときになんとなくスマホで見てしまうネットニュース。具体的には私はYahoo!ニュースを見ていることが多かったのですが、特に最近はなんだかイライラさせられる内容が多い気がします。日韓問題やあおり運転、迷惑行為の動画、公共の場でのマナー論など、どれも見ていて気持ちが良いものではありません。しかもそれら記事に対するコメントも感情的なものが多いようです。
 よくコメントするな～、と思いながら以前から眺めていましたが、ふと思いました。「そもそも自分は何故読んでいるのか？」。

よく考えるまでもなく、嫌なら見なければいいだけの話です。最初はなんとなく暇つぶしに見ていたのですが、いつの間にか一日に何度もチェックするようになってしまいました。ちょっとした中毒症状みたいなものです。しかし暇つぶし行為が精神衛生上良くないというのはあまりに空しいので、やめることにしました。

やめたらまた暇な時間ができてしまうのですが、嫌な気分になるくらいならボーっとしていたほうがまだマシかと・・。ある程度まとまった時間があるなら読書なり他のやることを考えるとしましょう。というわけでYahoo!ニュースはもう見ないことに決定！

この「嫌なものから離れる」という行為は、意識して実践する必要性が増しているように思います。ネットニュースのみならず、最近は朝や夕方のTVニュース番組（ほぼワイドショー？）でも迷惑動画を流したりしていますが、不愉快になるだけで何もいいことはありません。そういった番組はあえて見ないように意識しないと、なんとなく普段の行動に組み込まれたまま見続けてしまいます。そしてイライラを積み重ねるという悪循環に・・。

それにしても人間は嫌なものに注目してしまうという本能があるようです。おそらく大昔は危険をいち早く察知する必要があったので、自分にとって危害のありそうなものには注意を引き付けられるのでしょう。ネットニュースやテレビは注目されてナンボの世界なので、注目を得るために不愉快なニュースを流すんでしょうね。自分自身で意識的に避けて、自らイライラを募らせないように努力しないといけないですね～。

もうちょっと気温が下がれば自転車で散策にでも行って気晴らしをするのですが、こう暑いとね～・・。