在宅で英検CBT版を受験するシステムを開発中
オンライン監督システムとAIのダブルで
子どもの英検受験で英検のホームページを見ていたら、
【在宅で「英検」CBT版が受験可能となる…】の文字が飛び込んできました。
株式会社 EduLabと共同で、オンライン監督システムを用いAIと人とのダブルで不正確認をする【新CTBサービス】(在宅受験)を開発しているそうです。
↓株式会社 EduLabのホームページです。
2020年度中にサービス提供開始!?
一体いつから?と気になりますよね。
開発している段階で、はっきりとした時期は決まっていないようですが、
「サービス提供の時期につきましては、できるだけ早期に、今年度(2020年度)中の開始を目指してまいります」と書いていました。
今年も、もう7月です。今年度中ってあと数カ月で開始?!ちょっとびっくりしました。
こちら(⇒在宅で「英検」CBT版が受験可能となる新CBTサービス提供に向けた共同開発のお知らせ)に詳しく書いています。
新型コロナウイルス感染が心配で会場受験できない方にとっては朗報ですね!
「英検」【本会場受験】は新型コロナウイルス感染が心配
一部の会場の受付で「すごい密」
前回、英検の本会場で子どもが試験を受けた話を書きましたが、
「会場が密だったニュースがありましたね」というブックマークコメントをいくつかいただき、全然知らなかったので探してみるとありました。
これは東京・千代田区の英検の会場の様子。マスク姿の大勢の受験者でごったがえしています。一方、横浜市の試験会場の外には長い列が出来ました。
(中略)
受験者は来場する前か会場でのヘルスチェックを求められましたが、日本英語検定協会は「建物内でのヘルスチェックに時間がかかり、列を作ってしまったのではないか。受験生を待たせてしまい申し訳ない」とコメントしています。
(延期の英検実施、「3密だった」と不満の声|TBS NEWSより引用)
ネット上の動画ニュースから、広いエントランスが人で埋め尽くされている様子や、雨の中、傘を差す人の長い列を見ることができました。
これでは、感染リスクを心配して次回から受験者が減るでしょうね。少し驚きました。
子どもが受験した会場は小学校と同じくらいの「蜜」
子どもが受験した会場は小さな会場だったので、エントランスが狭く、ごった返してはいましたが、こんなに多くの人はいませんでしたし、到着が遅かったからか、列はなく、建物入り口付近から数名溢れている状況でした。
例えるなら、子どもが通う小学校と同じくらい。どちらかというと小学校の方がひどいです。
以前より開門時間が遅くなり、開門から授業開始までの時間が短いため、門の前に子どもたちは待機し、開門されると無秩序に一斉に入り、我先にと入り口付近の建物内でヘルスチェックを受けるので、門からヘルスチェックをする場所までの空間は(狭い敷地なので門と建物の間はほとんどありません)子どもたちで埋め尽くされます。しかし、健康確認票を確認するだけなのですぐに混雑は解消されます。
それは子どもが受けた大阪の会場もそうでした。開始時間直前に行ったからか、ほとんどの人がスマホ画面を確認してもらって、すぐに入り教室へと移動。混雑の中にいた時間は短いです。
子どもが毎日通学している小学校の状況と同じなので、私たちはそれほど気になりませんでした。
受付開始時間を早め、ネット上のヘルスチェックの周知徹底を
ニュースで取り上げられた会場の異常な「密」は、ネット上で事前にヘルスチェックができると受験票に記載し、周知徹底していれば避けられたのはないでしょうか。
英検側がコメントしているように、入り口で用紙にヘルスチェックを記入する人が減り、混雑緩和ができたのではないかと思います。
それと受付時間の問題です。
受付開始時間を早くし、もう少し受付から試験開始までの時間幅を持たせておいて、早く到着できる人は早くに行って、受付を済ましてもらうようにしたら良かったのではないでしょうか。受付時間を受験番号順に細かく指定するという方法もありますが、受験者にとって時間幅が狭い方が負担は大きい(正確にその時間に着くことが難しい)です。
CBT受験の方がリスクが低い?英検CBTの実施場所・実施日が増えた
ニュースのような入り口だと感染が心配だけれど、英検取得を急いでいて、現在の英検CBT版についてご興味のある方は、2020/5/28に出されたこちらの文書(⇒8月以降、原則、全国47都道府県、毎週土日実施、一部会場では平日祝日実施のお知らせ)もご参考になさってください。
都心部の本会場のエントランスよりは「蜜」度が低く、まだ感染リスクが低い気がします。
本会場の教室は、子ども通う小学校と同じで、ひとつ席を空けるということはなく、なんの仕切りもありませんでしたが、CBTは全席にパーテーションがあるはずです。
「全国統一小学生テスト」は、すでに在宅受験システムを取り入れている
会場受験は心配だけど、在宅受験って本当に可能なの?実際に採用しているところあるの?って思いませんか。
私もそう思ったんですが、四谷大塚の「全国統一小学生テスト」を思い出しました。
自宅オンライン受験も実施します。(小3生以上)
全国統一小学生テストは、入試本番と同じ会場実施をお薦めしていますが、感染拡大が懸念される地域の生徒や会場での受験が不安な生徒には、オンラインによる自宅受験の機会も用意しています。
ただし、小学2年生以下のお子様は会場実施のみとなりますのでご了承ください。お申し込みの際は、受験方法のご案内・成績表の返却を希望する最寄りの受験会場を選択ください。
オンライン受験の場合、決勝大会進出者および県別表彰者の対象外となりますので、ご注意ください。
(【公式】全国統一小学生テスト|中学受験の四谷大塚より引用)
就職や入試に影響がある「検定」ではありませんが、全国規模の大きな試験です。
自宅オンライン受験は小3生以上が対象~小さな子は難しい
「小学2年生以下のお子様は会場実施のみ」となっていて、小3生以上しかオンライン受験ができないようになっています。
パソコン操作に慣れない小さな子は、試験内容というよりパソコン操作でつまづいて減点の可能性が高くなるので、小3生以上となっているのだと思います。
うちの小2の子どもは、「全国統一小学生テスト」は受けていませんが、オンライン講座の方の確認テストで戸惑ったことがあります。
次の記事に書いています。
このことを考えると、よほど慣れている子は大丈夫かもしれませんが、一般的な小2以下の子が新しい英検「CBT版」を在宅受験というのは少し難しいので、
本当に英検の資格が必要な小3以上の方向けのサービスだと思います。
選択肢が多い世の中に
新型コロナウイルスの感染が完全に終息するのはいつになるかわからない状況ですが、次々と自宅で出来るサービスなどが増えてきて、選択肢が増えてきましたね。
コロナが流行っているから無理だと諦めない企業、人のパワーを感じます。
英検「CBT版」在宅受験システム開発中との速報も、少し前向きパワーに触れた気がして元気が出ました。
また、どんどん世の中に選択肢が増えていく気がして、ますます即決できるタイプの人になりたいなと思いました。選択に時間をとられたくないですから!選択が多いのは幸せなことですが、選び取るのが大変な時代になってきましたね。
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