ヨーロッパ横断旅行記61 モロッコのマラケシュでやっとタジンを食す

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マラケシュとは・・・

マラケシュ (مراكش marrākish) は、モロッコ中央部の都市。ラバトの南西約280kmのアトラス山脈山麓の丘陵地帯、テンシフト川の南岸に位置し、「南の真珠」と呼ばれてきた。マラケシュは、ベルベル語で「神の国」 (murt ‘n akush)を意味する。北緯32度、西経8度、標高450mに位置する。気候はステップ気候に属する。2012年の人口はおよそ90万人で、カサブランカとラバト、フェズにつぐモロッコ第4の都市である。

アトラス山脈のうち最も険しい大アトラス山脈の北に位置する。マラケシュの南45kmには北アフリカ最高峰のトゥブカル山 (4165m) がそびえる。町の東側にはイシル川が流れ、大西洋に注ぐテンシフト川につながる。郊外にはオアシスが点在する。

マラケシュは東西2km、南北3kmの城壁に囲まれた旧市街(メディナ)と、旧市街の西に広がる新市街からなる。新市街の西端にマラケシュ駅が位置する。旧市街は北アフリカでも最大の規模であり、王宮のほか、バイア宮殿、エルバディ宮殿、サアド朝の墳墓群、ベルアベ陵、アグダル庭園などを含む。マラケシュ駅はターミナル駅であり、北に向かってカサブランカ、東へ折れてラバト、フェズへ延びる。町の北10kmの位置に国際空港が広がる。

マラケシュはユネスコの世界遺産に登録されるとともに、ジャマエルフナ広場の文化空間について、無形文化遺産保護条約の発効以前の2001年に「傑作の宣言」(第1回)がなされ「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に掲載され、ユネスコの無形文化遺産に登録されることが事実上確定していたが、2009年9月の初の登録で正式に登録された。

引用:wiki

とまあ、マラケシュとは街自体が世界遺産に登録されている人類の宝なわけです。トルコのイスタンブールもそうですが、ただ歩いているだけでもどこか異国感(実際異国だから当たり前ですが)がすごく、まるで千夜一夜の世界に迷い込んだような、そんな感覚に陥ります。

そんなふわふわした気持ちで歩いていると一軒のレストランというか食堂がありました。何気なく覗いていると他の客が食べているものが見えました。あれタジンな気がする!そうカサブランカで何度となくチャレンジしたものの、タイミングが悪かったからか、一度も食べることのできないタジンでした。

ここでなら食べれるかもしれない?そう思い店員に、今タジン食べれる?そう尋ねてみると、こいつ何言ってんだ?当たり前だろう。みたいな顔をされたので、そのまま注文することにしました。念願のタジン。大げさですが、散々お預けを食ってきた私にはそんな感情になりました。

実際タジンなんてモロッコのどこの店にもおいてある超定番料理なんですが、やっとありつけた私にはそう思えました。例えるなら日本に来た外国人旅行者が寿司を食べたくても、いろんな店に行ってみたもののなぜかどこの店でも今日品切れです、といわれた感じでしょうか。

しばらくして出てきたタジンは・・・超美味しかったです。中東圏を旅行して一番美味しい料理でした。というかその他料理の美味しい国を数十カ国旅行しましたが、タジンはかなり上位に入る美味しい料理でした。このあとのモロッコ旅行でも私はタジンばかり食べていました。


E07 地球の歩き方 モロッコ 2017~2018