サピックス6年生の課題 『有名中』について | 悠太郎が綴る中学受験国語と、ときどきパパナス育児ブログ

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サピックスさんにて、夏期用に購入し、課題となります『有名中』


傾向が、選択問題・記述問題に分けて、指示されます


全部で50校くらいありますが、国語は著作権による不掲載のものがあります


当然ながら、不掲載分を除いた中から、国語の課題の指示があります



ちなみに、


四谷大塚さんの過去問データベースで、


また、学校HPで、


『有名中』では不掲載のモノの掲載、あることがあります



学校説明会などで、販売されることもありますし、


他社の過去問では、掲載されていることがあります


不掲載のものが志望校ならば、各出版社のものをチェックされるとよいでしょう


(日能研さんというかみくに出版さん、著作権の問題あれば、不掲載にせず、ひとつ前の年のものを再掲載する、なんてこともありますから、年度の確認も念のため、どうぞ)



さて、この有名中の課題指示、面白いくらい校舎間での温度差、というか、量の差、あり


かつて、某大規模校舎、採点が面倒だからか(冗談です、たぶん……)、二、三校(うち一校は大問片方だけ)だけの年もあれば、


某大規模校舎、二十校近く出すことも


採点、某大規模校舎では、助っ人部隊がなさることもあるようですが、おおむね、その校舎の先生がなさいます



端的に申せば、その校舎の国語科の先生がどのようなお考えのもとに、国語を進めているのか、その表れでもあり、はたから見まして一つの指標となっており、面白いです


国語Bテキストの自作問題も、同様でしょう




夏の保護者会で、そのお話もあったでしょう



さてさて、サピックスにお通いで、この有名中が山のように出題される校舎にお子様がお通いの場合、必ずご相談受けるのは


「有名中、ほんとにこんなたくさんやらなくちゃいけないのでしょうか」


というもの



……やってください、としか申せません……(申し訳なく……)


上記にあるよう、その校舎の国語科の先生のご自身の指導方針の表れでもあります


これまでも、その方針に従い進み、そして、これからも進みます


なんとか、取り組みましょう


スケジュールまで細かく指示し、期日を過ぎたら採点しない、というところもあるでしょうが、


そうならば、なるべくその通りに


そうでないならば、お盆とかに、まとめて、取り組むのも、ありです


あるいは、夏期講習が始まる前に、こなすのも、よいかと


(なにぶん、私が指導しています生徒さん以外の方が多くご覧になっているものですので、


そこまでざっくりと、無駄無用などという発言は、ブログでは、致しませぬ……


まずはお通いの校舎の先生にご信頼を……)



さてさて、有名中に取り組むひとつのメリットとして、最新の出題傾向を知る、なんてのがありますね


テーマに関しても、流行り廃りがありますから、知っておくことはよいことです


なるべくならば、同一のテーマを連続して、あるいは、その下敷きとなるテーマのテキストを再読してから取り組むと、より効果的かと思います


気が向いたら、というふわふわした言い回しになってしまいますが、それに関しても、綴りたいとは、思っています


そして、文章を、A・Bタイプに分割していますが


正直、あまり意味をなさないと、感じています


記述に関しては、特に。



同じ記述でも、本文のつぎはぎ程度で十分の学校もあれば、そうでない学校も


両者、指導する側としては、いくつも異なる要素があります


そのため、記述だからぜんぶひっくるめてBタイプ、というのは、少々頂けない……


といっても、開成麻布武蔵桜蔭さんくらいが、別格なのですけれど……


それ以外は、ひっくるめてOKな感じです


選択問題でも、各学校にカラーがありますから、まとめて考えるのも齟齬がありますが……



ともかく、この夏、有名中、取り組みましょう


とりあえず、やってみて、お子様ご自身がどれくらいのお力をもっているのか、確認するのもよいでしょう


そして、最新のテーマに触れましょう


また、実際の試験を、同じ時間設定で行い、その限られた時間内でどれくらいとれるのか、挑戦しましょう


テーマだけでなく、時間配分を強く意識して取り組まねば、価値が極めて薄いものとなってしまいます




18年追記


……平均点というものも、学校のHPにて、掲載されているところが多いでしょう


そちらで、確認できます


お子様の偏差値より10前後下回っているならば、


合格者平均は、上回ってほしいところ、ではなりますが、


傾向の差、というものもありますから、必ず、とは申しません……。。。



20年追記


…さすがに、今年はなぁ…


いえ、この情勢を加味しても、


例年通りならば、それはそれで、


強いポリシーをお持ちのうえ、ということになるので、


素晴らしいものを感じますけれど…



個別ですと、「大変なんです…」という声が、


集団よりも、拾いやすいので…





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