(写真についての余談になりますが)

私の父と母は、生前(といっても、母の方は

91歳の今も健在で、しかも仕事も続けている

スーパーおばあちゃんですが)

お葬式用の『遺影写真』を、

写真スタジオで早々と撮っていました。

父は10年前に、その写真と共に、

黄泉の国へと旅立ちました。

一方で、今も元気な母は、

遺影の準備の理由を、

「だって、お気に入りの着物を着てシャンとした

姿の自分を見送ってもらいたいから」

と言っています。

ちなみに母は、自分のお葬式に関しても、

「私のお葬式にはお花をいっぱい飾ってね」と、

娘(私)にリクエストしています。

 

生前戒名も頂いています。

「自分の気に入った法名を授けて欲しいから」

とのことです。

お墓の石碑にも、

既にもう、その戒名が刻まれています。

まあ、何と準備の良いこと…母らしい…

 

でも確かに、

遺影は20歳くらいは(!?)サバを読んでも、

若々しくて優しく微笑んでいる方が、

見る方もホッとしますよね。

 

と、こんな事を当たり前のように書いていますが、

『老人の孤独死』がクローズアップされる現代、

葬送どころか、遺骨の引き取り手がいるだけでも、

幸せなのかもしれません。

又、「お葬式・遺影・戒名…全て不要、ナンセンス!」

という方も、

今後、増えていくのでしょうね。

どんな形にせよ、

人生の終末が安らかならんことを願うのみです。

 

…以上、ここまで(アチコチに脱線しつつも)

3月に出版された【命の贈りものPart3】の

紹介&宣伝を、

ちゃっかりとさせて頂きました。

 

 

 

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