日々是脱力。

長野県塩尻市で田宮流居合・全日本剣道連盟居合を稽古しています。
刀を振っているつもりが刀に振り回されている日々。

唐草文様にこだわる

2018年08月09日 | 居合道
山形県天童市での地区講習会では会場に各武道具店の出店があり、いろいろ見て回りました。

そこでいつもお世話になっている濃州堂のお店で見つけてしまったものを思わず購入。


【購入品】
刀袋と巾着のセット@唐草文様



刀袋



実際に刀を入れてみたところ



巾着

大きめ。いろんなものが入って便利




【唐草文様】
つる草が四方八方に伸びてからみあう文様。どこまでも伸びていくツタの様子は、まさに生命力の象徴。一族の繁栄や長寿を意味する、縁起がよい吉祥文様。

泥棒の風呂敷としておなじみの唐草文様ですが、本当はおめでたい柄なんですよね(笑)


知る人ぞ知る、へっぽこといえば唐草文様


へっぽこ愛用、いつも道着を包んでいる風呂敷



稽古時に使う手ぬぐいも唐草文様



扇子
 
100均で購入の品。108円でこれは素晴らしい




稽古で使うものには唐草文様にこだわる

こんなへっぽこですから、濃州堂の出店で唐草文様の刀袋&巾着セットを見つけたときには買わないわけがありません



ほっかむりをした泥棒といえば唐草風呂敷の大包みを背負っているというイメージなんですけど、どうしてなんでしょうね?

というわけで調べてみた。

実際、かつての泥棒は手ぶらで留守宅に上がり込んでいた。
まず最初に盗んだ物を持ち運べる大判の風呂敷を探し、それから仕事に取りかかった。
大判風呂敷といえば唐草文様!
唐草文様の風呂敷は明治から昭和にかけて大量生産され、どの家庭にも必ず一枚あるものだった。
そして、大判の「唐草風呂敷」に盗んだ荷物を入れて運び出していた。
誇張はあるが、「唐草風呂敷」を使う泥棒のイメージは、こうした世相が面白おかしく伝聞された結果かもしれない。


……ということでした!


ところでサンダルを買いに行ったときにこんなの見つけました
唐草文様の草履と下駄






【稽古で使うものにはなぜか唐草文様にこだわっている】という変な主義によって、思わずこの草履買いそうになりましたけど、思いとどまりました。

道着姿で稽古に行かないので草履を履く機会がない


しかし、刀袋に風呂敷、巾着、手ぬぐい、扇子、稽古に持っていくものが唐草文様で揃ったので満足であります!


大会会場にて、女子更衣室に向かって緑の唐草文様の風呂敷包みを抱えて走っている者がいたらそれはへっぽこの可能性があります。これまで同じ唐草文様の風呂敷包みの方を大会会場でお見掛けしたことがないので、これを使う方はあまりいないのかもしれませんね。

もし会場で唐草の風呂敷包みを持って走るへっぽこを見かけましたらどうぞお声かけくださいましm(_ _)m





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